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【フォルケホイスコーレ型教育×まちづくり】地方で生き方を探る「社会人のための地域留学」の立ち上げに挑戦せよ!
社会人向け自己探究プログラムを企画する実践型インターン。
石川県七尾市に、民間まちづくり会社「株式会社御祓川(みそぎがわ)」が運営する市民大学「御祓川大学」。長期インターンシップのノウハウを活用した社会人向けの新規サービスを企画に挑戦してみませんか?
創業22年。老舗まちづくり会社「株式会社御祓川」
七尾の街中を流れる二級河川「御祓川」は、株式会社御祓川が設立した1990年代、人も寄り付かないような臭くて汚いドブ川でした。古くから人々は、人が生きる上で欠かすことのできない水=川の流れる場所に集落を形成し、川との関係を保ちながら暮らしてきたはずですが、時代の流れの中で川が汚染されていったという事実は、まさに人々と七尾のまちとの関係性が脆弱になっていることの象徴のように思われました。
そのような背景から、川の浄化活動・川沿いの賑わいづくりから始まった御祓川の事業は、設立当初から”「まち」・「みせ」・「ひと」の関係を再生する”をスローガンに、地域の中で必要な役割を担うため、現在は、ネットショップの運営や人材コーディネート、市民大学など柔軟に事業内容を変化させながら今日に至っています。

御祓川大学について
御祓川大学の拠点となる建物「banco(バンコ)」を大学生や地元民と共にリノベーションをして、まちづくりの新拠点として生まれたのは2015年の10月のこと。bancoは、大正時代に「銀行」として建てられた後、長く電器屋として活用され、その後は誰も寄り付かない空き店舗として7年が経過していた建物でした。
「商店街の入り口にある空き店舗を、市民大学として生まれ変わらせる」というこの壮大なプロジェクトは、「大学の無い能登で、誰もが自由に学び、培われた知識やスキル・想いが、地域に還元されていく場所になってほしい。誰もが伸び伸びと挑戦できる場所になりますように」というインターン生(1期)の熱い想いからスタートしました。「人が育ち、まちが育つ」。開校から現在にかけて、ココでは様々な学びと新しい挑戦が生まれています。
現在は、オンラインを中心に「地域」や「学び」を軸とした講座を企画し、市民をゼミ生として主体的な学びの場を提供しています。
▽最近の講座はこちら
https://urlzs.com/EkY1D


能登留学の想い
能登留学とは、プロジェクトを通して能登地域に関わり、自分らしいキャリアをデザインするプログラムです。日本全体の25年も早く超高齢社会が訪れている能登地方。山積する地域課題に対して、諦めるのでもなく、逃げるのでもなく解決していこうとするチャレンジを起こしている人たちがいます。
チャレンジが生まれ続けるということが、この地域の希望になり新しい価値観の未来を紡いでいく。そんな人々とコミットし、自分なりの生き方を見つけるプログラムとして15年間続けている取り組みです。
プロジェクトの背景
働き方が多様化する昨今では、リスキリングプログラムやリカレント教育など、社会人にも新たな「学び」の機会が広がっている傾向にあります。しかしながら、「VUCA時代」と呼ばれる変化が激しい世の中において、「自分はどう生きたいか」を真剣に問う機会はそう多くはありません。特に、若い世代は「自分が何をしたいのかが分からない」という不安を抱えて生きている現状が見られます。
一方で、幸福度が高い国として有名なデンマーク。社会人であっても、人生に迷ったときに一歩立ち止まることができる機会があります。その環境づくりには、フォルケホイスコーレという教育機関が大きな役割を果たしています。(フォルケホイスコーレについて:https://www.ifas-japan.com/folke/)
御祓川大学が目指す「市民に開かれた、主体的な学びが集う場」の実現にあたって、「大学生だけでなく、自分探しに迷える社会人にも能登留学のプログラムが提供できるのではないか?」と考え、能登留学社会人コースの創設の構想に至りました。自分自身との対話を通じて得られる学びの場を、提供していきたいと考えています。
今回募集するインターンでは、デンマーク発祥の「フォルケホイスコーレ」を参考に、御祓川が能登留学で培ったノウハウを活かしながら、社会人向けの自己探究プログラムを御祓川大学のサービスとして企画してもらいます!

プログラム要項
期待する成果 |
【定性面】 【定量面】 |
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仕事内容 |
【STEP1】<会社と事業を知る>(1ヶ月程度) 【STEP2】 <コンテンツの仮説を立てる>(1ヶ月〜1.5ヶ月程度) 【STEP3】<コンテンツの仮説をブラッシュアップする>(1ヶ月程度) 【STEP4】<サービスを検証する>(2ヶ月程度) 【STEP5】<引き継ぎをする>(2週間程度) |
得られる経験 |
■ 能登の豊かな里山里海をロケーションに、暮らし・はたらく経験 |
対象となる人 |
■ 事業構築を通して、自身のキャリア形成のヒントを得たい人 |
期間 | (長期)2023年8月~2024年3月までのうち4〜6ヶ月 ※期間は相談可能 |
活動条件(目安) | 頻度:週3〜5日程度 →石川県外大学生は「休学」での参加も可能(多数実績あり) ※宿泊施設:インターンハウスななお → 17,000円/月(共同食費生活費/水道光熱費ネット代込み) |
活動場所 | 石川県七尾市 |
活動支援金 | あり |
受入団体紹介
まち・みせ・ひとを育てる、能登の民間まちづくり会社です
石川県七尾市の中心を流れる御祓川の再生から立ち上がった民間のまちづくり会社です。
「小さな世界都市・七尾」の実現に向け、まち・みせ・ひとの関係を軸に、様々な事業を展開しています。
・まち育て:市民のまちづくり拠点の整備、運営 ─ 御祓川大学
・みせ育て:能登の商品を全国に発信するネットショップを展開 ─ 能登スタイルストア
・ひと育て:能登の地域課題解決の現場に、全国の若者をマッチングする国内留学プログラム ─ 能登留学
団体名称 | 御祓川大学プロジェクト |
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事業内容 | まちづくり |
設立 | 1999年6月23日 |
代表者 | 森山 奈美 |
従業員数 | 5人 |
経営者からのメッセージ
生きた「まちづくり学校」を動かそう
御祓川大学プロジェクトは、インターン生たちがいなかったら実現しなかったと思います。私自身、何も経験がなくて、ただがむしゃらにやっていた20年前と違って、社員を始め、多くの人たちが関わることで、この場所の価値が高まっていることを感じます。この活きた教材を使って、ぜひ「まちづくり」を肌で学んで欲しいと思います。これから全国のまちづくりで活躍するであろう、コーディネーターの卵と一緒に、悩みながら、楽しみながら、プロジェクトを進めたいと思います。
代表取締役/森山 奈美
1973年2月 石川県七尾市生まれ
1995年3月 横浜国立大学工学部建設学科建築学コース 卒業
1995年4月 株式会社計画情報研究所
1998年12月 「民間まちづくり会社」が必要だと考え、企画書を作成して提案。
1999年6月 株式会社御祓川 チーフマネージャー兼務
2007年9月 同社 代表取締役就任
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これは現代日本における究極の地域づくりだー「健康寿命」を伸ばして持続可能な地域社会を目指す、日本の超高齢化社会に最初の一石を投じる社会実験インターン!
2030年問題に向けて-「健康寿命の延伸」こそが日本を救う鍵。
新サービス「プレシニア向けトレーニングジム」の立ち上げを通して、これからやってくる超高齢化社会を見つめながら、現代日本に強く求められている取り組みテーマ「健康寿命の延伸」に挑戦します。
リハビリデイサービス「わたぼうし」
NPO法人わたぼうしは、関連会社も含めると、リハビリデイサービスに加えて、ケアホーム・グループホーム・サービス付き高齢者向け住宅・居宅介護支援事業所など、地域に必要な福祉施設を広く運営しているNPOです。
リハビリデイサービスでは、「要支援」又は「要介護」状態になった利用者さんに対して、専門の知識・技術を持ったスタッフによる個別の機能訓練を行う事により、利用者さんが自立した生活を営むことができるようにサポートしています。たとえば、入浴の練習を通して、着替えや浴槽またぎなど、実生活に則した介護をしています。その他にも、調理や洗濯・掃除、外出練習を通じた買い物学習なども行っており、これらに合わせて季節の行事も行っています。わたぼうしでは、利用者さんの人格や人権を尊重しつつ、利用者さんが居住する市町村や各事業者と連携を図り、総合的なサービス提供にも努めています。
※要支援:家事や身支度等の日常生活に支援が必要であり、特に介護予防サービスが効果的な状態
※要介護:日常生活上の基本的動作についても、自分で行うことが困難であり、何らかの介護を要する状態

2030年問題-若者世代にのしかかる「医療介護の問題」と「寿命」の関係
世界でも例を見ないほど顕著な少子高齢化を迎えている日本では、2030年に人口の1/3が65歳以上の高齢者になると言われています。そして昨今、それに伴う様々な問題を総称する「2030年問題(※)」が叫ばれるようになりました。その中でも、高齢者にかかる医療・介護費など、特に社会保障制度を取り巻く問題については、ひときわ大きな議論が起こっています。今回のインターンでは、特に若い世代に大きく関係する2030年問題に対して、自分たちが生きる未来を見つめながら、今出来ることにトコトン挑戦します。
※こちらをチェック!→https://www.okan-media.jp/the-2030-problem
さて、皆さんは、寿命には、2つの寿命があることを知っていますか?
健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を指す「健康寿命」と、人生を終えるタイミングを指す「寿命(平均寿命)」です。
※厚生労働省の定義:平均寿命=「0歳における平均余命」
2021年の調査では、日本における「健康寿命」の平均が、男性72.68歳・女性75.38歳 。「平均寿命」は、男性81.41歳・女性87.45歳。健康寿命と平均寿命との差は、男性8.73歳、女性12.06歳となっています。
つまり、男女ともに75歳前後という年齢が、健康寿命の節目を迎えるタイミングであり、健康寿命を迎えてから平均寿命を迎えるまでの約10年間は、何らかの介護が必要になる(=不健康な期間)ということです。
年々、健康寿命と平均寿命の差は縮小傾向にありますが、2030年に向けて高齢者人口がまだまだ増え続ける中では、高齢者の介護・医療に係る社会保障費負担に加えて、多くの高齢者の介護/医療を支える人材の不足も予見されており、若年層の負担がますます重くのしかかり続けます。
もし、より多くの人にとって医療や介護を必要としない・あるいはそれらを必要とする期間を短くしていけたなら、社会的にも医療・介護における若年層の財務的・人材的負担の軽減になるだけでなく、当事者にとってもいわゆる”ピンピンコロリ”と言われるような、死の直前まで元気に自分らしい人生を過ごせるということになります。

プロジェクトについて
そこでわたぼうしでは、このような現状に対して、一刻も早く、「健康寿命」の延伸に向けた取り組みに着手する必要があると考えています。
今回のインターンでは、わたぼうしが運営している既存のリハビリ施設と、まさに過疎の最中にある地元地域を舞台に、「プレシニア(55歳~65歳)向けトレーニングサービス」開始に向けて、インターン生と共に事業の立ち上げに挑戦します!
今回の新サービスの想定顧客は、まだ介護保険を利用していない「55歳~60歳前後」=プレシニア世代。なぜなら、健康寿命よりも十数年若い時から、少しずつ健康な身体づくりに取り組むことで、健康寿命を延ばすことが出来ると考えられているからです。
この取り組みがうまくいけば、今後同じように高齢化問題を抱える日本の地方都市におけるモデルケースとなるはず。まさに高齢化問題と真正面に向き合う取組みです。
今回は、受入担当者の右腕として、経営者と二人三脚で、新サービスの立ち上げに挑戦してくれる学生をお待ちしています!
羽咋市ってどんなところ?
石川県能登半島の入り口にある、人口約2万人の町です。金沢から電車で約1時間の距離にあり、日本で唯一砂浜を車で走ることのできるビーチ「千里浜なぎさドライブウェイ」や、本物の宇宙船が展示されている博物館「コスモアイル羽咋」など、観光客にも地元民にも人気の観光スポットがあります。
海エリア、町エリア、山エリアがグラデーションのように展開しており、それぞれに地元の食材を楽しめるグルメもあるので、インターン中はぜひ楽しんでみてください!

プログラム要項
期待する成果 | ■ 本事業におけるプロジェクトマネジメント(スケジュール管理など) ■ 地域のプレシニアに向けた顧客調査(アンケート・ヒアリングなど):200人 ■ サービス開始に向けて広報活動が行われている (各地区で行われている健康体操などの利用者に向けた直接のお声がけやチラシ作成/配布など) |
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仕事内容 | 【STEP.1】 (1~2週目)現場を知ろう! リハビリデイサービスわたぼうしの日常に同行し、サービス内容や利用者への理解を深めます。施設の1日の流れを把握したり、スタッフや利用者さんなどと関係性を築く時間にしましょう。現状の利用者さんは、介護保険を利用する75歳前後の利用者が多いため、介護現場の現状を踏まえて、健康寿命の延伸について、自分なりの意見や考えを持てるようになりましょう! 【STEP.2】(1ヵ月目)全国の事例を知ろう! 新しい取り組みを始める時は、まず先行事例から!ということで、類似のサービスや取り組みをしているところがないかを調べます。参考にできそうな取り組みや課題は、受入担当者や社内に共有し、自社のサービスにも活かしていきましょう◎ 【STEP.3】(2ヵ月目~3ヵ月目)顧客調査をしよう! 今回の新サービスの想定顧客は、まだ介護保険を利用していない「55歳~60歳前後」=プレシニア世代です。そこで、地域のプレシニア世代を対象とした「健康について」のアンケートやヒアリングを実施し、どのようなニーズがあるのかを調査します。 【STEP.4】(4ヵ月目~6ヵ月目)オープン準備をしよう! STEP.4を踏まえて、受入担当者や福祉の専門スタッフと一緒にサービス内容の開発をしたり、近隣地域やターゲットに向けた広報活動など、サービス開始に向けた準備を行います。プレオープンの開催も検討していますので、オープンイベントなどの企画をする可能性もあります。 |
得られる経験 | ■ 特に高齢者の多い地方地域における介護の現場や当事者を取り巻く現状を知ることが出来る ■ 地域で元気にイキイキと生活する高齢者の生活を知ることも出来る ■ 介護・リハビリ業界の仕事の価値ややりがいを知ることができる ■ 経営者の右腕として、新規事業の立ち上げをマンツーマンで経験できる ■ 専門性がなくても、新規事業の立ち上げに係る顧客調査など、学生の得意な”足数”を活かした活動が出来る |
対象となる人 | ■ 将来、医療・福祉分野への就職や資格取得を目指している人 ※介護系学部の学生でなくてもOKです! ■ 日本や地域の超高齢化社会に向けた施策、課題解決に向けた取り組みに関心のある人 ■ おっちゃん・おばちゃんや、高齢者と接することが好き・得意な人 ■ 思い描くゴールに向けて、「どうやったらできるかなの思考」をベースに取り組んでいける人 ■ 地方での「働く」と「暮らす」の両観点からキャリアを考えたいと思っている人 |
期間 | 2023年4月~2023年10月のうち5ヵ月程度 ※具体の時期は相談可能 |
活動条件(目安) | 【活動頻度・活動時間】 基本的に週5日(月曜~金曜)※1日8時間程度 ※8:30~17:30での活動が中心となります。 ※活動の内容によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります。 ※オンライン授業や試験、就職活動等との両立については配慮いたしますので、お気軽に相談ください。 【宿泊場所】 羽咋市内にある市営の移住体験住宅を準備します。※家賃負担免除 |
活動場所 | 石川県羽咋市 |
活動支援金 | あり |
受入団体紹介
一人でも多くの方が、人として不自由なく生活ができるように願って。
わたぼうしは、リハビリ施設を初めて5年目になります。有難いことに利用者も年々増え、定員いっぱいにまでなりました。一人でも多くの方が、人として不自由なく生活ができるように、という想いから、『寝たきりの人であれば、車いすへ。車いすの人であれば、何とか自分の足で一歩でも歩けるように。そして、日常作業の不自由な人には、よりスムーズな行動ができるように。』多くのトレーニング機器と、専門知識を持ったスタッフとで利用者の皆様をサポートしています。
スタッフは、20代から60代と幅広く、年代にあったサポートを心がけています。近隣には同じようにリハビリに特化した施設が少ないため、忙しい現場ですが、活発に毎日を過ごしています。
経営者からのメッセージ / 代表 大窪哲夫
日本の平均寿命は、男女ともに世界でもトップクラス。長生きできることは、とってもめでたいことです。しかし一方で、少子高齢化が著しく進行する日本社会では、介護・医療費など保障制度にかかる負担が確実に次世代へとのしかかっていきます。
少ない若年人口で、多くの高齢人口を支えなければならない、この構図は、この国ですでにはじまっている問題であり、何とかしなければいけない問題です。
当施設では、高齢者向けのリハビリ事業を行っており、病気・傷病で後遺症が残った人、また、高齢になるに伴い失われつつあった能力を回復させるための訓練や療法を専門としています。高齢者であるため、急激な能力向上が期待できるものではありませんが、それでも確実な効果のある訓練です。
そこで今回、介護や医療が必要になる年齢より少し手前の「プレシニア」の方々に対し、基礎体力の維持と基本的動作の維持向上をはかるトレーニングのサービスを行いたいと考えています。
出来るだけ多くの方が、平均寿命まで健康に暮らし、高齢者になっても介護や医療を必要としない、あるいは介護や医療にかかる年数を短くできるように、基礎体力を強化することで「健康寿命」を維持し、最後まで自分らしく健康に生ききれる人生を応援したい。それが叶えば、日本社会における介護・医療費の負担を軽減できるはず。まさに日本の高齢化に一石を投じる挑戦です。将来の高齢社会の在り方について、一緒に考えてみませんか。

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【募集終了】集落に住み込みインターン!地元自慢の農作物を活かした新商品の開発担当者を大募集!
商品開発のプロと共に、実践的な新商品開発に取り組むインターン!
能登半島の中心地・七尾市に位置する釶打(なたうち)集落。ここで新たに集落の未来をつくる事業が始まります。協議会や、商品開発のプロと協力しながら、釶打集落の農作物を活かした新商品を開発しよう!

日本屈指の国を動かす最先端集落!?
石川県能登半島の中心地・七尾市の最も北にある集落、それが釶打(なたうち)集落です。川の上流の山間地にあり、多くの人が兼業農家として、お米やカボチャ、能登野菜を生産し、生活をしています。
そんな釶打集落は昭和40年代後半から、林業の衰退などを背景に、過疎化が進行してきました。全盛期は468世帯、2390人が住んでいましたが、現在は298世帯、732人と人口が大きく減っています。人口減少による集落存続の危機感から、集落の有志がむらづくりに関する協議の場を設立、現在は名称を「釶打ふるさとづくり協議会」とし、「住民みんなで考え、実践するふるさとづくり」を目指し活動をしています。

今はじまる新しいプロジェクトたち。全てはこれからも釶打集落の未来を守るために
そんな釶打集落では、以下の新しいプロジェクトたちが始動します。
①「なたうちウェブマーケティング事業」:集落で生産した農作物の販売機会を創るため、オンライン販売の導入や時代に合わせた釶打集落の強みが活かせる新商品の開発を行います。
②「配食システム開発事業」:高齢者向けの会員制配食(食事の配達)事業の課題解決を行います。
③「農業体験&ツーリズム事業」:都市部の人たちをターゲットとし、集落の伝統や非日常的な暮らし体験をツアーコンテンツとして販売します。
このうちインターン生には「なたうちウェブマーケティング事業」に携わってもらい釶打集落の農作物を活かした新商品の開発を行う学生を募集します!

商品開発のプロと釶打集落の農作物を活かした新商品を開発しよう!
今回のインターンでは、なたうちウェブマーケティング事業に携わる一員となり、商品開発のプロと釶打集落の農作物を活かした新商品の開発を行います。商品開発とはただ商品を作ってみるのではなく”調査”を行った上で ”企画” “開発” し、“販売” を行う必要があります。誰をターゲットにするか、どんな人に需要があるのか、そのために釶打集落の農作物はどう活かせそうかを考えながら、新商品を開発し釶打集落の魅力を世界中に人に届けましょう。
能登の里山里海に囲まれながら、そして集落という独特の文化や人と「働きながら」触れ合う半年間。新商品の開発を実践したい学生にはぴったりのインターンです。ご応募お待ちしています!
プログラム要項
期待する成果 | ■なたうちウェブマーケティング事業(新商品の開発)の成功 |
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仕事内容 | ▼《STEP.1 :地域と集落を知って、地域に入り込もう!》 ▼《STEP4:企画・開発:商品開発のプロと共に新商品を開発しよう!》 |
得られる経験 | ■商品開発の実践経験 ■マーケティングの実践経験 ■能登里山里海の暮らし体験 ■集落における暮らしの理解 ■多世代とのコミュニケーション力や質問力 ■モノ、コトの魅力を伝える力 |
対象となる人 | ■将来、食品業界に勤めてみたい人 ■食に興味がある人 ■商品開発に興味がある人 ■マーケティングを実践してみたい人 ■一次産業に興味がある人 ■将来、地域をフィールドにした仕事がしたい人 ■集落の暮らしについて興味がある人 ■運転免許を持っている人(相談可) |
期間 | ■期間:2022年10月~2023年2月の5か月間(相談可) ※休学もしくは、オンライン授業との平行についてスケジュール等調整が必要な方、 お悩みの方はご相談できますので、お早めにお問合せ下さい。 |
活動条件、応募締め切り | ■ 参加形式:原則、現地での滞在/活動が必須条件となります。(オンラインは不可) ※インターン中の滞在先は、現地で用意します。詳細はコーディネーターに確認してください。 ■ 活動頻度:週5日程度(オンライン授業との並行両立はスケジュールにより相談可能) ■ 募集締め切り:9月11日23時59分 |
活動場所 | 〒929-2209 石川県七尾市中島町西谷内へ部98番地 釶打ふるさと協議会事務所 |
募集人数 | 1人 |
活動支援金 | あり |
受入団体紹介
全ては釶打集落の未来を守るため、他とは異なる先進的な取り組みをしてきました

石川県能登半島の中心地、七尾市の最も北にある集落、それが釶打集落です。この釶打集落は非常に自治力の高い地域として有名です。例えば、「集落における田んぼの利用計画の引き直し」を住民の力で行いました。農業の担い手が減る中、どこまでを引き続き耕作農地として米作りを続けるか、そして耕作しない土地は産業を行うのか、森に返すのか、個々の田んぼの特性を活かした利用方法を、住民たちが話し合い、用途と担当の割り振りを行うというものです。
他にも、農業組合法人を立ち上げ、某大手企業の経営方式を導入しながら農業を行うコストを削減したりなどと、他の集落にはない先進的な取り組みを行い、釶打集落の未来を守ってきました。
団体名称 | 釶打ふるさとづくり協議会 |
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団体目的 | 釶打集落の活性化 |
設立 | 平成4年 |
座長 | 木下 豊秋 |
会員数 | ---- |
受入れ担当者からのメッセージ
釶打ふるさとづくり協議会事務局長/村田 正明
釶打は、兼業農家がほとんどで、棚田でのお米づくりと小菊カボチャや中島菜など能登野菜の栽培がおこなわれています。地区では過疎・高齢化が進んでおり、昭和29年に468戸、2390人が住んでいましたが、平成26年には329戸、948人となっています。このような人口減少による集落存続の危機感から、地区公民館が中心となり、平成4年に「釶打ふるさとづくり協議会」を結成、「個性」「活力」「定住」を3本柱に「嫁に来たくなる里づくり」をテーマに地域の活性化に取り組んできました。人口の減少に悲観せず、過疎を前向きにとらえ、先住者も移住者も一人ひとりが住みやすさや豊かさを感じる地域づくりの実現を目指します。

[プロフィール]
村田 正明(74歳)
石川県七尾市釶打集落出身
定年退職し再任用を経て63歳まで七尾市役所政策調整課に勤務
その後、集落営農法人の専務理事に就任。
併せて釶打ふるさと協議会の事務局長や、農業組合法人なたうちの代表理事を務める。
趣味はマンガや歴史小説を読むこと。
好きなマンガは「黄昏流星群」「ゴルゴ13」
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【募集終了】能登半島の集落と移住者をつなぐ「春木集落の暮らしの手引き」編成プロジェクト!
集落に入り込み、移住者の助けとなる手引きを作成しよう!
毎度大人気の集落インターン!舞台は、「~自然・人情・祭りが生きる里~中能登町春木集落」。この夏、集落に滞在し、春木集落の「暮らしの手引き」を編成し、幸せな移住の道しるべになろう!

歴史深き、先人たちの想いと知恵の活きる集落、それが春木。
石川県鹿島郡中能登町(なかのとまち)は、その名の通り、能登半島の中間に位置する人口約1万7千人の小さな町です。その中能登町に属する春木地区が今回の舞台!春木地区は、歴史が深く、縄文時代の住居遺跡からは、大昔から続いてきた人々の息遣いを感じます。
また、春木地区は、田園集落にも関わらず、珍しいことに川が通っていないことから、先人たちの知恵や工夫が凝らされた暮らしの記録も残っています。江戸時代には、川の代わりに、渓谷の山水を集めて「ため池」に貯蔵するため、手作業で1.8kmものトンネルを掘ったそう。
この集落で、”生きること”に懸命に向き合った、先人たちの強い想いを感じるエピソードです。

減り続ける人口”このままじゃダメだ!”と立ち上がった移住促進座談会
そんな春木地区は、一時期は約800人もの人口がいる地域でしたが、今や人口減少の一途を辿っています。その影響から、子どもが主役の伝統曳山(祭り)は休止となり、草刈りをはじめとする環境保全活動の担い手確保が厳しくなってきました。そこで立ち上がったのが、春木地区移住促進座談会のメンバー!これからも元気で明るく笑顔溢れる春木であり続けたい…若者を集め活気ある祭りを続けたい…。そんな熱き想いを抱く住民や、総務省の地域創造アドバイザー、中能登町の職員で構成されています。
今回のインターンでは、移住促進座談会メンバーと共にプロジェクトを動かしていきます!

謎おおき集落。移住者のための集落手引きを
移住促進会座談会では、昨年から計6回に渡る話し合いを重ね、春木地区の将来ビジョンや問題点を検討してきました。その中で、今後集落に必要なものとして挙がったのが、「移住者向けに集落暮らしのガイド本をつくる」こと。
当然、集落暮らしには、良い面も悪い面も両方あります。田舎への憧れや良いイメージだけではなく、リアルな地域の情報を事前に知った上で移住の意思決定ができること、また、移住後に、田舎ならではのルールに戸惑うことのないように、この集落の暮らしの情報をまとめておくことが必要だと考えています。
集落として、移住者を迎える姿勢や体制を整えることで、春木地区の魅力あるコミュニティに溶け込んでほしい。そのためには、先住者だけでなく「外から来た人の視点」を取り込むことが必要だと考え、今回インターン生の募集に至りました。
積極的に住民の皆さんとコミュニケーションをとりながら、移住希望者が集落に入り込めるような春木集落の暮らし(年間行事や地域のルールや慣習、制度など)の手引きをつくりましょう!春木の未来はキミの手にかかっている!
プログラム要項
期待する成果 |
集落の暮らしの手引の完成 完成品のイメージ:高階地区集落の教科書 |
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仕事内容 |
▼《STEP0:research》地域の方からお話を聞いて、集落を知ろう!(1~2週目) |
得られる経験 | ■能登里山集落の夏暮らし体験 ■集落における暮らしの理解 ■冊子作成の一連プロセスを実施する経験 ■情報を収集する取材力と情報を整理、纏める能力 ■多世代とのコミュニケーション力 |
対象となる人 | ■ 色んな人と話すことが好きな人 ■田舎暮らしに興味がある人 ■文字を書くことが好きな人 ■将来、プロデュースする仕事をしてみたい人 |
期間 | ■8月10日頃~9月末の1.5ヶ月 ※具体の期間や日程は相談可能です。 |
活動条件(目安) | ■ 参加形式:原則、現地での滞在/活動が必須条件となります。(オンラインは不可) ※インターン中の滞在先は、現地で用意します。詳細はコーディネーターに確認してください。 ■ 活動頻度:週5日程度(オンライン授業との並行両立はスケジュールにより相談可能) |
活動場所 | 〒929-1703 石川県鹿島郡中能登町春木ヘ14-45-1 春木区集会所 |
募集人数 | 2人 ※2人1組でのエントリーも大歓迎です! |
活動支援金 | なし |
受入団体紹介
春木区の未来を担う移住者の促進
春木地区移住促進座談会は、これからも元気で明るく笑顔溢れる春木であり続けるため、また活気ある祭りを続けるために、その名の通り「移住者」を促進するため春木地区に熱き想いをもつ有志の住民により設立された団体です。また、住民の他にも総務省の地域創造アドバイザー、中能登町の職員が全面協力し日々春木地区の未来や、今後目指したい春木の姿を話し合っています。
現在では移住のみならず、地域の健康促進として「春木地区の散策ルート」の作成など地域の魅力向上のため様々なアイデア出しも行っています。
団体名称 | 春木地区移住促進座談会 |
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団体目的 | 春木地区への移住者の促進 |
設立 | ---- |
座長 | 平井 衛 |
会員数 | ---- |
経営者からのメッセージ
代表/平井 衛
石川県能登の中央に位置する中能登町春木地区では、少しずつ少子高齢化の影響が出始めております。今回移住促進事業を活用し春木の将来の為、後世や移住者の方に春木に住んで良かった。春木に住んでみたいと思われる地域作りを目指しております。長い間住んでいると地域の良い風習がわからなったりします。そこで外部の方の目線で新たな発見をできる良い機会と考えておりますので、是非一緒に春木の良いところ、歴史・文化に触れて春木の魅力を楽しみたい方を求めております。

[プロフィール]
平井 衛(61歳)
60歳で定年退職し現在高齢者施設に勤務。
中能登中学校バスケットボール外部コーチをしている。
長渕剛の大ファン2015年富士山麓オールナイトライブ参加
ライブを機に翌年2016年より若者の音楽発表の場として中能登音楽フェスタ開催、会長をしている。自ら弾き語りもできるように
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【募集終了】市民大学の”最強最大の課題”に立ち向かうコミュニティマネージャー募集!
能登半島(石川県)七尾市に、創業23年を迎えた民間まちづくり会社「株式会社御祓川(みそぎがわ)」があります。2015年に、市民大学「御祓川大学」を開校し、全国から訪れるインターン生が歴代のコミュニティマネージャーを務めてきました。
ところが、2020年からの新型コロナ大流行をはじめ、御祓川大学を取り巻く環境が変化したことで、目指す市民大学の在り方を再検討し、2021年下半期からは新生「御祓川大学」の運用へと舵を取り始めます。
そこで、新たに一緒に御祓川大学の運営を担ってくれるコミュニティマネージャーを募集します!
創業22年。老舗まちづくり会社「株式会社御祓川」
七尾の街中を流れる二級河川「御祓川」は、株式会社御祓川が設立した1990年代、人も寄り付かないような臭くて汚いドブ川でした。古くから人々は、人が生きる上で欠かすことのできない水=川の流れる場所に集落を形成し、川との関係を保ちながら暮らしてきたはずですが、時代の流れの中で川が汚染されていったという事実は、まさに人々と七尾のまちとの関係性が脆弱になっていることの象徴のように思われました。
そのような背景から、川の浄化活動・川沿いの賑わいづくりから始まった御祓川の事業は、設立当初から”「まち」・「みせ」・「ひと」の関係を再生する”をスローガンに、地域の中で必要な役割を担うため、現在は、ネットショップの運営や人材コーディネート、市民大学など柔軟に事業内容を変化させながら今日に至っています。
御祓川大学プロジェクト
拠点となる建物「banco(バンコ)」を、大学生や地元民と共にリノベーションして、まちづくりの新拠点が生まれたのは2015年の10月のこと。bancoは、大正時代に「銀行」として建てられた後、長く電器屋として活用され、その後は誰も寄り付かない空き店舗として7年が経過していた建物でした。
「商店街の入り口にある空き店舗を、市民大学として生まれ変わらせる」というこの壮大なプロジェクトは、「大学の無い能登で、誰もが自由に学び、培われた知識やスキル・想いが、地域に還元されていく場所になってほしい。誰もが伸び伸びと挑戦できる場所になりますように」というインターン生(1期)の熱い想いからスタートしました。
「人が育ち、まちが育つ」。開校から現在にかけて、ココでは様々な学びと新しい挑戦が生まれています。
地域に挑戦を生み出す場所へ
御祓川大学は、市民が主体的にまちを育て、100年後も続く「小さな世界都市」を実現していく「未来を育てるひと」を育てる市民大学として、「哲学」「技術」「実践」の3つのサイクルを生み出すための学びの機会を提供しています。これまでリアルやオンラインの場で、さまざまな分野や、御祓川が強みとする「まちづくり」をテーマとした講座を開講したり、イベントやツアーなども行ってきました。
ところが、新型コロナウイルスの流行により、特にリアルでの学びの場を作り続けることの難しさに直面し、
ほぼすべてのコンテンツにおいて、オンラインへの切り替えを余儀なくされることに・・・
規模を縮小しながらも、オンラインだからできることにも目を向けて学びの場を作っています。
今回募集するインターン生には、対話コンテンツの運営も担っていただきます◎
今、御祓川大学が取り組んでいることは、主に以下の4つです。
1.読書&対話をベースとした朝活オンラインサロン「Active Book Dialog 」
近年注目されている未来型読書法「アクティブブックダイアログ(ABD)」。
課題となる本を1冊決めて、参加者全員でその本を分担して読み進め、担当箇所を共有し合います。
その過程で、本の内容に関する感想や自分自身の考えなどを対話を通して深めていきます。
今の課題図書は・・・話題の「ティール組織」と「人新生の資本論」!
2.よなよなワールドカフェ
御祓川大学では、「哲学」「技術」「実践」の3つのサイクルを生み出すための場。
これまでは技術を学ぶ場や実践の場を多く生み出してきましたが、「哲学」を深める場はあまり作り出せていま
せんでした。そこで、新型コロナ禍以降にはじめたのがこのワールドカフェ。哲学カフェのように、答えなき問
いに対して、トコトン参加者同士で対話を深め、自分の価値観や哲学を磨いていく場です。
3.こども・大人プログラミング教室
御祓川大学の「技術」系講座の代表格・・・プログラミング教室!
毎週火曜日、時間別に「大人向け講座」と「こども向け講座」を開講しています。
現在の受講者は、小学生が10名程度、大人が数名(80歳超えのおばあちゃんも!)。
そのため火曜の夕方は、こどものエネルギーがいっぱいでbancoが賑やかになります。
4.bancoとかえるライブラリー
bancoの一角にある本のライブラリーコーナー。
地域の人から寄贈された本(思い入れのある本)が置いてあり、気に入れば買うことも出来る仕組みです。
本を通して、地域の中・高校生と大人たちが交われる場になればという想いから運営されており、
現在、かえるライブラリー担当のインターン生が、地元の鉄道会社とのコラボなどを企画してくれています。
御祓川大学の”最大&最強の難題”に立ち向かうチャレンジャー募集!
御祓川大学が開校した2015年から、実はずぅーーーっとぶつかり続けている最大にして最強の課題があります。
それは・・・御祓川大学の持続的な収益モデルを確立すること。
御祓川大学には、年間200万円のほどの経費がかかっており、事業として、収益の中で賄っていきたいと考えています。これまで、講座やイベントなど収益源となるコンテンツはある一方で、部分的な収益はありつつも、持続的なモデルにはなりきれていません。
そこで、御祓川大学の収益化モデルを再検討し、コンテンツの質の引き上げ&運営とセットで安定した収益モデルを確立していきたいと思ってます。過去6年間で解決できずにいた難題に立ち向かう、難易度MAXなプロジェクトにジョインしてくれるチャレンジャーを募集します!
プログラム要項
期待する成果 |
〈定性目標〉 |
---|---|
仕事内容 |
【STEP1】<御祓川大学(株式会社御祓川)を知る> 【STEP2 】<コンテンツを運営する> 【STEP3】 <収益モデルを検討する> 【STEP4】 <ターゲットにアプローチする> |
得られる経験 |
■ 能登の豊かな里山里海をロケーションに、暮らし・はたらく経験 |
対象となる人 |
■ まちづくり会社の仕組みやソーシャル・キャピタルの巻き込み方を学びたい人 |
期間 | (長期)2021年11月~2022年7月までのうち4〜6ヶ月 ※期間は相談可能 |
活動条件(目安) | 頻度:週3〜5日程度 →石川県外大学生は「休学」での参加も可能(多数実績あり) ※宿泊施設:インターンハウスななお → 15,000円/月(共同食費生活費/水道光熱費ネット代込み) |
活動場所 | 石川県七尾市 |
活動支援金 | あり |
受入団体紹介
まち・みせ・ひとを育てる、能登の民間まちづくり会社です
石川県七尾市の中心を流れる御祓川の再生から立ち上がった民間のまちづくり会社です。
「小さな世界都市・七尾」の実現に向け、まち・みせ・ひとの関係を軸に、様々な事業を展開しています。
・まち育て:市民のまちづくり拠点の整備、運営 ─ 御祓川大学
・みせ育て:能登の商品を全国に発信するネットショップを展開 ─ 能登スタイルストア
・ひと育て:能登の地域課題解決の現場に、全国の若者をマッチングする国内留学プログラム ─ 能登留学
団体名称 | 御祓川大学プロジェクト |
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事業内容 | まちづくり |
設立 | 1999年6月23日 |
代表者 | 森山 奈美 |
従業員数 | 4人 |
経営者からのメッセージ
生きた「まちづくり学校」を動かそう
御祓川大学プロジェクトは、インターン生たちがいなかったら実現しなかったと思います。私自身、何も経験がなくて、ただがむしゃらにやっていた20年前と違って、社員を始め、多くの人たちが関わることで、この場所の価値が高まっていることを感じます。この活きた教材を使って、ぜひ「まちづくり」を肌で学んで欲しいと思います。これから全国のまちづくりで活躍するであろう、コーディネーターの卵と一緒に、悩みながら、楽しみながら、プロジェクトを進めたいと思います。
代表取締役/森山 奈美
1973年2月 石川県七尾市生まれ
1995年3月 横浜国立大学工学部建設学科建築学コース 卒業
1995年4月 株式会社計画情報研究所
1998年12月 「民間まちづくり会社」が必要だと考え、企画書を作成して提案。
1999年6月 株式会社御祓川 チーフマネージャー兼務
2007年9月 同社 代表取締役就任
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【募集終了】油だけ売ってる場合じゃない!地方ガソリンスタンドの生き残りをかけた「新事業」をマーケティングで徹底検証せよ!
GSの生き残りをかけた、地域商社マーケティング特化型インターン!
自動車業界における脱炭素化・エコ燃料への切り替えなど、ガソリンスタンド(以下「GS」)を取り巻く環境に大きな変化が訪れている中、さらに地方のGSでは、人口減少が経営難に拍車をかけています。それでも、まだまだ地域の足を支えるために潰れることのできない企業として、生き残りをかける挑戦をはじめた小さなGSが挑戦の舞台!
「地域に眠る素材を掘り起こし、特産商品をプロデュース&販売する!」という地域商社機能を得たGSは、この先、生き残っていけるのか?!新規「販売事業」の検証を担う、小さくも壮大な・業界の苦難に挑戦する、マーケティング特化型プロジェクトです!
本プロジェクトが生まれた背景
この20年で国内のガソリンスタンド数は半分となり、セルフサービスGSの割合も35%を超えました。さらに脱炭素技術推進がトレンドの今、ガソリン需要が減っていくことは確実。フルサービスGSはこれからの生き方を考え直すべきタイミングに来ています。また、特に地方のガソリンスタンドにおいては、急激な人口減少が経営難に拍車をかけている現状があります。
能登半島のとある小さなガソリンスタンド「森本石油」もその1つ。
交通の不便なこの地域の足を支える企業として、潰れるわけにはいかない。
けれど、経営は楽ではない・・・。新しい一手を模索する必要性に迫られています。
ガソスタが生み出した、奇跡の牡蠣チャウダー!!
今回のインターンシップの舞台は、石川県能登半島は穴水町!この町の特産品は知る人ぞ知る「能登牡蠣」。地元で33年間継続して開催されている「牡蠣祭り」は、多くの牡蠣好きが訪れる名物イベントです。
そんな自然の恵み豊かな地で、今回のインターン受入を務めるのは、昭和初期から4代続く老舗ガソリンスタンド「森本石油」代表の森本敬一さん。森本さんは、GS経営に加え、地域資源を生かした商品開発/販売を手掛ける事業や、イベント出店を通じて能登の魅力をPRする団体の代表も兼任しています。
地元産の牡蠣をふんだんに使った「能登牡蠣チャウダー※」や、地元ワイナリーのワイン用葡萄の葉を活用した「石けん」や「ハーブティー」など様々。GS運営の片手間に動かしてきた事業にも関わらず、これまで世に出したオリジナル商品たちは、石川県公認の「石川ブランド」に認定され、さらに「じゃらん」や「LINEギフト」などの全国レベルのメディアで取り上げられるほどです。
※クラムチャウダーの詳細はこちらの記事から:https://www.chunichi.co.jp/article/3770
過疎地ガソスタが全国のフルサービスGSを救うヒーローに!?
これまで森本さんが細々と行ってきた「地域の特産品を活用した商品開発・販売事業」は、 ”地域商社”という事業性を持っています。そして、実はこの”油以外の稼ぎ柱をつくる” 取り組みが、「今の過疎地GSが生き残る手段の1つになり得るのではないか?」という仮説が生まれました。
もしこの事業を軌道に乗せることができれば、自社だけでなく、廃業を考える同じようなGSの生き残りモデルとしても提示できるかもしれない。そんな、わくわく感や使命感を抱いた森本さんを中心に、商品開発・事業プロデュース専門家をはじめ、森本さんの挑戦を支える人たちが集まり、本格的にプロジェクトが動き出しました。
過疎地ガソスタにおける地域商社事業のマーケティング責任者を募集!
今回のインターンシップでは、森本さんの右腕人材として、新事業として位置付けた「地域商社事業」の販売マーケティングに取り組んでくれるインターン生を「1~2名」募集します!
■ 社長の右腕
・現場で社長やスタッフと一緒に働き、地域のフルサービスGSの実態を理解する
・社長の想いを引き出し、将来の企業像を一緒に描きます
■ プロデュースした商品の販売マーケティング
・マーケティングのプロの元、地域商社事業における販売戦略をインプットする
・マーケティングをしていく上で必要になる知識やノウハウをインプットする
・戦略に基づき、ガンガン販売!!!!
プログラム要項
期待する成果 | 〈定性目標〉 ・森本石油の地域商社の商材が、森本石油以外でも売られている状態 ・地域商社事業と親和性のあるGSへのターゲティング要素が明らかになっている状態 〈定量目標〉 ・森本石油のオリジナル商品の取扱店を、3つ以上開拓する。 |
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仕事内容 | 【STEP1】<森本石油・地域を知る> まずは、ガソリンスタンドに立ち、森本石油の接客に挑戦。現場に立って、スタッフやお客さんとの関係性を築いたり、お店のことや地域の事を知る期間です。スタンドのお仕事の間に、商品の梱包・発送作業なども行い、地域商社としての活動も並行して行います。 【STEP2 】<森本石油が目指す地域商社とは何か?を整理する> 【STEP3】 <マーケティングのプロによる「販売戦略」インプット> 【STEP4】 <営業・販売の検証開始!> 【STEP5】 <振り返りと企業の経営判断> |
得られる経験 | ・能登の里山里海の豊かな暮らしを実感 (海の幸、山の幸、人のあたたかさを心身を通じて味わう) ・手に取れる商品と目に見えないサービス、両方の販売促進を同時に経験できる ・地方の過疎高齢化という環境に立ち向かい、家業の経営革新に取り組む経験 ・様々な分野の専門家とともにチームを作り、達成を目指す経験 ・地域から、全国展開モデルを構築する経験 |
対象となる人 | ・地域資源を生かしたビジネスを作ることに興味がある人 ・営業・販売促進・マーケティングに興味がある人 ・何かしらの家業の跡取りで、経営革新の必要性を感じている人 ・地域づくりの理想と現実=リアルを身をもって知り学びたい人 |
期間 | (長期)2021年7月〜12月のうち4ヶ月以上 |
活動条件(目安) | ■ 活動日数:週5日程度 ■ 活動時間:1日あたり目安8時間 ※活動日数や時間は相談可能です。 ■ 住居:インターンハウスでのシェア生活(家賃15,000円/月) ■ 参加形式:休学 (もしくはそれに準ずる立場:オンライン授業・卒業単位取得済者など) |
活動場所 | 株式会社森本石油(石川県鳳珠郡穴水町川島キ-112-1) |
活動支援金 | あり (活動支援金:毎月企業から学生に支払われる補助金) |
受入団体紹介
もはや「道の駅」的なガソリンスタンド
石川県能登半島半農半漁の町にある小さなフルサービスのガソリンスタンド。給油や洗車・タイヤ交換などの基本的な軽整備を行う。地元の特産品を使った商品開発を行い販売するなど地域の課題を解決するべく地域商社としての機能も目指すもはや「道の駅」的なガソリンスタンド。
スタンドの待合室には、地元特産品を使った自社商品が所狭しと並び、給油客以外にも森本さんとコーヒーを飲みながらの談笑を目的に集まる人々でいつも賑わっています。
受入担当者
株式会社森本石油 /代表取締役 森本敬一
受入担当者からのメッセージ
能登半島で小さなフルサービスのガソリンスタンドを1店舗だけ経営しています。石油元売はセルフ販売に重点を置いてGSの大型化と量販重視で低コスト運営を推奨しGSの廃業が後を絶ちません。ピーク時の3分の1まで減少しており、地方では給油難民が出始め、近隣GSの閉鎖に伴い給油の為に往復1時間かかる現象が起こっています。能登も観光地の和倉温泉周辺のGSが0軒となりました。我々のような地域のGSがどのようにしたら生き残ることが出来るのかを具体的に実践し、新しいビジネスモデルとして全国のフルサービス型GSへ展開することでGSが地域商社となり生き残れることをインターンの方と展開したいと思います。
〈受入担当者プロフィール〉
幼少期はガソリンスタンドは絶対に継がないぞ!と心に決めて育ったのにも関わらず、高校3年の夏には先代から「お前、蛙の子はカエルやぞ」と言われて悟りました。所詮背伸びしても蛙の子はカエルにしかなれないことを。
今考えるとトンデモナイことを言う親ですね。結局継いで欲しかったのか今となっては確かめようがありませんが、どうせ戻ってこなきゃいけないのなら好きなことさせてもらおうとアメリカ留学へ。
就職も決まり、もしかしてこのままアメリカにいてもいいのかな?思っていたら結局帰って来いと言われ現在に至ります。与えられた環境の枠の中で精一杯に創意工夫をして楽しく田舎暮らしをしていきたいと思って活動を続けています。
こんな家業あるあるの状況ですが、一緒にがんばってみませんか!?
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【募集終了】【集落型×企業型のハイブリッドインターン!】 ドラマのモデルになった田園集落で、地域と共に成長を続ける小さな直売所の改革に挑戦しよう!
ドラマのモデルになった、山間集落で営む小さな直売所の課題解決に挑戦!!
能登半島の入り口に、日本で唯一、波打ち際をドライブできる砂浜が名所の羽咋市(はくいし)があります。その砂浜の反対側に向かって山手に10分ほど車を走らせると、一躍有名になったブランド米の生産地、神子原(みこはら)という集落にたどり着きます。
今回のインターンは、その名の通り、まるで神の子たちが走り回っていそうな美しい棚田風景を保つこの集落で地域を守り継ぐ、直売所「神子の里」が舞台です。 神子原集落をはじめ、神子の里の設立やブランド米の生産など、ここでの出来事は、TBS日曜劇場で放送されたドラマ「ナポレオンの村」(2015年)のモデルになりました。
限界集落における地域づくりの”成功モデル”としてもよく紹介されるこの地域で、地域の盛立て人と一緒に課題解決に挑戦しませんか?
地元住民が100%出資して作った-地域の直売所『神子の里』
インターンの受入先となる直売所「神子の里」は、公共の補助金や制度に頼ることなく、自立した地域の中核商業施設として、2007年に農家を中心とした地元住民からの出資によって設立されました。
「自分たちの故郷は、自分たちで守りたい」という住民の想いが、100%地元出資という象徴的な設立背景につながっています。 店内には、ブランド米の『能登神子原米』や『神子原くわい(能登伝統野菜)』、地元栽培の蕎麦やレンコン、農家が地種で栽培する野菜や山菜、山野草やばあちゃんたちの手作り民芸品やお惣菜なども豊富に並びます。
神子の里では、住民の所得を向上させて離村や高齢化に対抗するため、農家が自分で商品の価値を決めて『よいものづくり』と『所得獲得』を両立させるべく、委託出品による産直事業を中心に据えた経営を行なってきました。 富山県との県境という立地もあり、今では小さな直売所ながら年間6万人以上が訪れる場所となり、休日ともなれば県内外のナンバー車が出入りしています。
移住者が社長に就任。そして今月『神子の里』リニューアルオープンしました。
インターンの受入担当者を務めるのは、13年前に神子原集落に移住をした武藤一樹さん。
武藤さんは、山間のご自宅で自家焙煎珈琲店「神音」を営む一方で、2018年に神子の里の代表取締役社長に就任し、現在二足のわらじを履いて活動されています。ご自身のデザインの見識を活かして商品パッケージを改良したり、神子原米を使った日本酒などの商品開発に力を入れてきたことで、神子の里のブランド力が高まり、小さなお店ながらも売上1億円を目前に捉えるまでになりました。
また、お店の拡大工事を行い、今年11月1日にリニューアルオープンしました。これまで売り場の広さに伴って扱える品数にも限りのあった販売スペースも広くなり、またイートインスペースも拡大したことで、よりたくさんのお客様をお迎えすることが出来るようになりました。神子の里は、さらに地域の中核商業施設としての存在感を大きくしていきます。
▲「北陸中日新聞11月2日掲載記事」より
神子の里の挑戦と課題-5ヵ年計画「地域の配達・配食サービス事業」に向けて
リニューアルオープンした神子の里ですが、施設としてまだまだテコ入れしたい課題がたくさんあります。
今回のインターンシップでは、これまで武藤さん1人ではなかなか着手することのできなかった「サービスの向上」に向けて活動します。 神子の里では、”スタッフとお客さんとの心理的距離感が近い”ということを売りに「接客の質」を高めていくなど、選ばれるお店・わざわざ足を運んでもらえるお店作りを目指します。
お店のリニューアルに伴って、新しいスタッフも加わったことで、さらにサービスの質に目を向けていきたい考えです。
また、前述の通り、神子の里は地域住民の出資によって出来た施設という背景があります。そのため、単に施設として稼ぐことが出来るだけでなく、地域が持続していくために必要な役割や機能を担っていきたいという想いがあります。神子の里では「5ヵ年計画」として、5年後に「地域の高齢者向けの配食/配達サービス事業」開始を計画しており、それに向けたニーズ調査など、地域に入り込んだ情報収集を担える人が必要です。
本インターンは、「神子の里」という企業にも入り込みつつ、神子原集落にも入り込む、まさに「企業型と集落型のハイブリッドインターン」です。 地域にしがらみがなく、孫のようにするりと懐に入り込めるような大学生の力がここには必要です。我こそは!と思う大学生、ぜひお待ちしています!
プログラム要項
期待する成果 | 〈定性目標〉 ①神子の里が目指す「お店の在り方」が社内で共有され、目指すお店作りに向けたサービス向上の仕組みが出来ている状態 ②5年後の「宅配・配食サービス」に向けて地域住民のニーズを拾い上げられている状態 〈定量目標〉 ・スタッフへの聞き取り調査(リニューアル以前からのスタッフ5名) ・リピート顧客(50名)への聞き取り/アンケート調査 ・地域住民(3町・約120世帯)へのニーズ調査 ※定量目標の「数字(〇名など)」は、インターンスタート時に改めて設定します。 |
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仕事内容 | 【STEP1:神子の里・地域を知る】 まずは神子の里の店頭に立って接客やお店の運営に挑戦。現場に立って、スタッフやお客さんとの関係性を築いたり、お店のことや地域の事を知る期間。 【STEP2:神子の里の「現状」を知る】 【STEP3:調査結果を分析して整理する】 【STEP4:具体の打ち手を提案して検証する】 【STEP5:宅配・配食サービス化に向けたニーズ調査】 |
得られる経験 | ・課題解決の基本的アプローチを実際の現場で経験することが出来る ・地方の過疎高齢化の現状を目前にした小さなお店の挑戦に飛び込む経験 ・企業という側面だけでなく、集落(地域住民)との関係づくりにもコミットできる ・立場の異なる関係者それぞれと関係性を築き、人を動かす経験 ・目の前の人や地域のために、自分に出来ることとひたすら向き合う経験 |
対象となる人 | ✓人や地域に関心があり、人と接することが好きで、人が楽しんでいることを喜びに出来る人 ✓将来、地元や地方で地域づくりの仕事に就くことを希望している人 ✓思い描くゴールに向けて、「できる思考」を使って形にしていく経験をしたい人 ✓課題解決の手法を現場で学び、今後のキャリアに活かしたい人 ✓地域づくりの理想と現実=リアルを身をもって知り学びたい人 |
期間 | (長期)2020年12月~2021年3月 ※期間は要相談 |
活動条件(目安) | ■頻度:週5日程度 ■参加の形式:石川県外大学生は「休学」での参加も可能(多数実績あり) ■宿泊施設:羽咋市移住体験住宅を予定(家賃なし) |
活動場所 | 石川県羽咋市 |
活動支援金 | あり |
受入団体紹介
地元素材・特選素材を使ったお惣菜やスイーツが大人気の直売所。
よくある道の駅とは違い、世界農業遺産の棚田を守る、地元出資の新しい循環型コミュニティ創造企業です。
受入担当者:株式会社神子の里 / 代表取締役社長 武藤一樹さん
受入担当者からのメッセージ
こんにちは。神子の里代表取締役社長の武藤一樹と申します。 岐阜県岐阜市出身ですが、いまでは『いつか能登の土になれたら嬉しい』と思うまで、能登の地に惚れ込み、毎日満ち足りた豊かな暮らしを送っております。
私の20代は美術の大学生であった事も要因のひとつでしょうが、「将来どんな仕事で生計を立てているのか?」なんて、全く、全然描けない、真っ暗な就職氷河期でした。家の事情で仕送りも無く、学費も育英会から借りての卒業だった為、卒業後は直ぐに収入を得る必要がありました。 結婚もして、3人の子供に恵まれて、とにかく必死でした。
しかし、振り返ってみればそのおかげで早くから『自立』や『継続性』というキーワードを中心に進むことができましたし、何より縁もゆかりも無い移住者の私に対して神子原地区の皆さんは私を、じっくり見守り、温かくサポートして育ててくださいました。
この温かく豊かな土地を守りたい。
自分が得意とするデザインや商業の知識経験を活かしたい。
皆さんはまだ「得意」が見つからないかもしれませんが、私は「地域興し」をしたいなんて考えた事がありません。 ただ目の前の愛すべき土地と人々の役に立ちたい。 生まれたその想いのエネルギーに驚き感謝する毎日です。 皆さんにも必ず訪れる出会いです。 神子原でおまちしております。
- ピックアッププログラム
【お知らせ】新型コロナウイルス禍におけるプログラム実施について
平素は弊社の活動にご理解・ご支援をいただき感謝しております。
株式会社御祓川では、2020年4月6日より、原則テレワークを実施し、4月17日より、新型コロナウィルスに対する行動基準を定めて、事業活動を行ってまいりました。能登留学の受入れにあたって、今夏の方針を定めて運用をしてきましたが、現在、第二波の中でさらにお問い合わせも増えてきましたので、こちらで共有いたします。
1 能登留学の受け入れ期間について
・夏休みの短期受入れ(1か月程度)は、実施いたしません。(一部例外を除く)
・通常の3か月以上となる長期プログラムのみの募集といたします。
・原則としてオンラインインターンシップは行いません。能登留学は、「暮らす」ことと「働く」ことを一体としてとらえ、現地での生活を通した様々な人との出会いやつながりの中から自分を見つめなおすという「キャリアデザイン留学」プログラムとして提供しているため、現場で行うということに重きを置いた判断です。
・ただし、着任後に受け入れ先企業の行動指針により、能登においてのテレワークになる可能性はあります。その場合も、能登で暮らすということから、自身のキャリアデザインを考えていただければと思います。
・受入れにあたっての面談は、これまで通りオンラインを基本といたします。
・業務の一部をオンラインで実施するというスタイルについては、社会人向けの「ふるさと兼業」などのプログラムで実施する予定です。
2 受入れ企業およびコーディネーターの行動に関するもの
・外出から戻ったとき、出社時や帰宅時には、手洗い・うがいなど予防に努める
・体調不良の時は活動および会議などへのオフラインでの参加は認めない
・高熱(37度以上)が続く場合は医療機関を受診し、その後も療養に努める
・万が一、新型コロナウイルスに感染した場合は迅速に情報を共有する
・感染の疑いがある場合は、公的機関の指針にしたがって行動する
・感染のリスクがある行動をとる場合は、事前に社内に情報を共有する
3 インターン生の行動に関するもの
・感染予防対策については、受け入れ先企業の方針にしたがって行動する
・感染拡大地域からの移動については、能登に来てから2週間は、社外の人との打合せへの同行を控えることとする
・マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保など新しい行動様式に従ったビジネスマナーを身に着けること
・インターン以外のプライベートな活動について、事前にコーディネーターに情報を共有すること
・体調不良な場合は、活動および会議などへのオフラインでの参加は認めない(再掲)
4 御祓川大学での活動について
・オンライン講座への切り替えを行い、状況をみてリアル開催と組み合わせる
・会議についてはオンラインおよびオフラインの両者を活用し、三密にならないように配慮しながら実施する
・入場時の手指殺菌、手洗いを依頼する
・一般利用者の利用後および清掃時に、テーブル・ドアの取っ手・スイッチ等の消毒を行う。
・飛沫防止対策および新しい様式への環境整備に必要な備品を導入する。
5 オンライン活用の相談について
・地元の様々な地域活動がオンライン化の可能性を探っている中で、数々のオンラインイベントや配信イベントを実施し、そのノウハウが経験値として蓄積されている
・地域の各種団体や企業に対してオンラインの可能性や御祓川が寄り添うことで新しい可能性が見えるものについては、率先して知見を提供するものとする
zoomの使い方、Youtube配信の仕方、オンラインイベントの設計方法、Youtubeチャンネルの作り方など、能登のオンライン活用の気軽な相談者となれるよう、努めてまいります。お気軽に、ご相談ください。
6 小さな世界都市に向けた対話を大事にする
世界に通用する考え方を共有していくこと、一人一人の世界観を実現すること、という「小さな世界都市」の二軸を改めて大切にし、正解がないVUCAの世界に生きる私たちに必要なことは、いままでの常識にとらわれずに対話することです。
地域の課題に対しても、これまでの経緯や文脈を大切にしながら、時代の変化をとらえて、ともに考えることこそ、未来を切り開く鍵です。
その対話の相手は、地域の人達だけでなく、これまで活動を支えてくださっている地域外の仲間たちも含まれることでしょう。
これまで以上に、「まち・みせ・ひと」の関係づくりが大切になっていきます。ともに未来に向けて、語り合うことを大切にしていきます。
本指針は今後の状況をみながら適宜判断をし、変更していきます。
引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
令和2年8月21日
株式会社 御祓川 代表取締役 森山奈美
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料理が出来なくても大歓迎!「Yahata」の本社に潜入して組織改革に挑戦!
「誰でもできる」調理マニュアル作りでスタッフ育成システムを整備せよ!
募集の背景
石川県民なら、小さな子からお年寄りまで誰もが知っている「Yahataのすしべん」。
手作りにこだわる八幡の工場では、誰が作っても同じクオリティを保てるシステムづくりが課題となっています。
そこで、はじめてとなる今回のインターンでは、本社工場に潜入し、誰でも出来る調理マニュアルづくりに挑戦します!
「食」を通じた地域貢献で、地域に愛される店を目指して
株式会社八幡は、創業から50年以上が経った今、県内で30店舗以上の飲食事業を展開する、
県内では誰もが知る企業へと成長しました。安くて美味しいメニュー/お弁当を提供し、
加えて回転寿司店や学校給食なども手掛けてきた八幡は、これまで「食」を通じて地域を支えてきました。
多様なスタッフの育成に対応できる組織へ
八幡の本社では近年、外国人労働者の雇用もはじめ、今後も多様な従業員の雇用を視野に入れています。
そんな近い将来に向けて必要なのは、誰が作っても同じ味やクオリティを担保できる調理システムを導入すること。
手作りにこだわる八幡では、調理過程に出来るだけ機械は取り入れずに、人の手で作る温かみのある食事の提供を
今後も目指していきます。そのために、どんな人が見ても作れる映像を使った調理マニュアルづくりに挑戦します。
この挑戦の先には、将来的に障がい者雇用を視野に入れています。どんなバックグラウンドや特徴を持っていても、
みんながイキイキと成長し働ける企業を目指します。
時代の変化に合わせた食事の提供に向けて
株式会社八幡では、近い将来に経営者の世代交代を見据えています。次期後継者である久保圭子常務取締役は、「時代の変化に合わせた食事の提供をしていきたい」という想いをお持ちですが、時代の変化とのギャップをくみ取り切れていないのではないかという不安感もあります。時代は何を求めているのか、誰がターゲットになるのか、これからのYahataはどこに向かっていくべきか…次期経営者の悩みに寄り添い、共にビジョンを考える意欲ある学生大歓迎です◎
そして、料理が苦手な人でも大丈夫です。「料理が苦手だからこそ働く視点がある」と私たちは信じています。
あなたの「出来ない」が「私でも出来る」になるマニュアル作りに期待しています。
プログラム要項
期待する成果 | 《定量目標》 ・誰でも出来る調理マニュアル作成 ・日々の情報発信 (Facebook,Instagramなど) ・月1回の社内報発刊 |
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仕事内容 | STEP.1【現場を知る】 まずは、八幡のことを知るために、工場や飲食のホールの現場に立ちます。 どんなお客様が来るのか、どんなメニューが人気なのか、どんなサービスが喜ばれるのか、他の従業員さん達がどんな想いで働いているのか等、現場でしか知ることのできない人達と出会い、少しずつ八幡に入り込んでいきましょう◎ STEP.2【調理の行程を見える化しよう!】 STEP.3【調理マニュアルの事例を探そう!】 STEP.4【マニュアル作り開始!】 STEP.5【実用化に向けて、テスト導入をしよう!】 |
得られる経験 | ・次期後継者と共に、企業のビジョンを考える経験 ・多様な人の視点に立って何かを作り上げる経験 ・「食」を通じて地域に貢献する企業の想いや事業の現場に入り込む経験 |
対象となる人 | ・「食」や「健康」を通じた地域貢献に関心のある人 ・担当者と共に企業のビジョンを考える意欲のある人 ・真摯に目の前の人達と向き合い、周りの意見を柔軟に吸い上げることの出来る人 ・壁や困難と対峙した時にも「チャレンジ」と捉えて貪欲に挑戦できる人 |
期間 | 2020年6月~2021年2月までの4~6ヶ月程度 ※相談可 |
活動条件 | ■週3~5日程度 ー 石川県外大学生は「休学」での参加が可能(実績多数あり) ー 金沢市内の学生は「通い」での参加が可能 ■地域内にて居住可能(市営移住希望者向け住宅) ※居住に係る費用(家賃)は不要です。 |
活動場所 | 株式会社八幡本社 |
活動支援金 | あり |
受入団体紹介
団体名称 | 株式会社八幡 |
事業内容 | 飲食/製造/学校給食事業など |
担当者 | 久保 圭子 |