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2025.06.02
  • 大学生向け
  • 短期インターンシップ

能登半島の子ども・若者たちに居場所と体験を届ける企画プロデューサー募集

能登半島の子ども・若者たちが安心して過ごせる居場所をつくる

輪島市で子どもたちに安心してミチクサできる時間を提供しているわじまティーンラボ。能登半島地震から子どもたち自身や環境も変化し続けています。子ども・若者たちに寄り添い新しい居場所をつくる人の募集です。

わじまティーンラボを運営するNPO法人じっくらあとは、2022年に設立された新しい団体です。
2023年12月には、地元の高校生たちの声を取り入れながら施設のリニューアルを行い、地域の子ども・若者たちの居場所としての活動を本格的に始めようとしていた矢先、2024年1月1日に能登半島地震が輪島市を襲いました。幸いにも建物は大きな被害を免れ、修繕を経て、7〜8月にかけて最終工事を行うことで今後も利用が可能となります。しかし、輪島市で暮らす子どもたちは、現在も仮設校舎で制限のある環境で学び、公園の多くは仮設住宅の建設地となっており、安心して過ごせる場所が不足している状況です。とはいえ、10代の居場所や選択肢の少なさは震災前から続く課題でもありました。
地域の子どもが減り、学校が減る中で、子どもたちと関わる大人の数も減っています。わじまティーンラボは、そうした子どもたちにとって、「家」でも「学校」でもない“第3の居場所”です。
ここでは、小学校高学年から高校生までの10代が安心して過ごし、遊び、語り合うことができます。また、輪島市を含む能登地域には大学がなく、高校卒業後に多くの若者が地元を離れていきます。
10代のうちに豊かな経験を積み、心身ともに健やかに育つことは、能登の未来を育てる大きな力になります。2024年は「復興元年」です。わたしたちはこの年を、次のステップへ進む大切な一歩にしたいと考えています。

子ども・若者たちが安心して過ごせる場所、そして多様な学びや生き方に出会える機会を、一緒につくっていきませんか?

プログラム要項

仕事内容 【STEP1】子ども・若者たち・地域を理解する
・わじまティーンラボには小学校高学年から高校生まで様々な年代の子どもたちがやってきます。彼らがどうしてティーンラボに来てくれているのかを知りながら、輪島市や輪島市に暮らす子ども
・若者たちを取り巻く状況を理解してください。
能登半島地震で町は大きな被害を受け、大人たちだけでなく、子ども・若者たち自身の環境も大きく変化しています。ティーンラボにやってくる子どもたちと接しながら今の気持ちに寄り添ってみてください。

【STEP2】アイディアをまとめる
・子どもたちの様子を見たり、話したりする中で感じたことをベースに輪島市内で暮らす子どもたちに対して提供したい機会について企画(体験・学びの創出)のアイディアを
スタッフやボランティアと一緒に考えていきます。また、輪島市内の大人や、輪島市で活動する外部の専門機関とも相談しながら、多様な視点から今の子ども・若者たちに
必要なものは何なのか?を考え、アイディアを練っていきます。

【STEP3】広報
・企画の内容が固まったら、わじまティーンラボの活動を届けるための広報活動も行っていただきます。ティーンラボは、他の世代と比較すると中学生の利用がまだ少ない傾向にあります。輪島市の10代に届けるため、学校や関係機関と連携して広報を行うことや、
SNSでの発信も想定しています。

【STEP4】企画の実施・ふりかえり
・アイディアに基づいて輪島市や能登半島の子ども・若者たちに届ける企画を実施していただきます。
※夏休みは若者たちにとっても重要な期間のため、外部の機関や団体と連携したイベントなども想定しており、そうしたイベントも一緒に運営していただく予定です。

インターン生に期待する成果 ・利用者と関わりながら、今の子ども・若者たちのことを第一に考えた居場所づくり
・10代の安心・安全を支える多様な機会と学びづくり
・わじまティーンラボを安心安全な場所として一人でも多くの10代に届けること
インターン修了時に得られる経験 ・地域における10代の居場所づくりを実践する経験
・10代の居場所づくりに繋がるコミュニケーションを実践する機会
・地域で10代を支える多様な関係者や大人たちとの関係性
・能登半島地震から立ち上がる被災地の今を知り、これからも続くつながり
・子どもたちや他のスタッフと共にゼロから企画を立ち上げ実行する力
対象となる人 募集人数:2人 高校生の応募:不可
・地域での10代の居場所づくり、多様な学びの機会づくりを実践してみたい方
・子ども・若者たちを尊重し、安心安全な居場所づくりを第一に心がけられる方
・誰とでも謙虚に、積極的にコミュニケーションが取れる方
活動条件 参加型:住み込み
活動期間:8月12日~9月15日の約1カ月間(日程の相談可能です)
 ※8/23は地域の夏祭りがあり、ぜひご参加ください。
活動時間:10:00~20:00のうち8時間程度(週5日間)
交通費:現地までの交通費は自己負担(県の補助制度あり)
 ※現地での交通費は支給予定(宿泊先からはバスで20分程度)
宿泊費:受け入れ先が負担
 ※食費やそのほかの生活費等は自己負担となります。
活動場所

日程により、活動場所、宿泊場所が変わります。 
活動場所:①8月初旬~8月26日
    わじまティーンラボ修復工事のため、輪島市河井町周辺で活動予定
     ②8月26日~9月末
     わじまティーンラボ(輪島市河井町23部1番地150)

宿泊場所:①8月中
    「のと復耕ラボ」が運営する茅葺庵(かやぶきあん)の一室の予定
    共同生活。個室室内テント部屋。お風呂・キッチンは共同。
    ※地域のルールや共同生活のルールを守れる方を優先します。

     ②9月~
     わじまティーンラボでの滞在も可能。

活動支援金 4万円
事前課題 マッチング後に、ご連絡します!

団体の紹介

ミチクサでつながる明日の自分との出会い

NPO法人じっくらあとでは、地域の子どもたちが希望をもって未来を描けるように5つのミッションを掲げ活動しています

①わじまティーンラボの運営
10代の子どもたちが安心・安全に地域で楽しく過ごせる居場所づくりをしています。多様な体験や繋がりの場の提供を目指しています。
②子ども相談窓口
子どもや、子どもに関わる大人に向けたお茶会「ラボカフェ」や、中学校での「保健室カフェ」を定期開催しています。
③わじま先輩バンク
各方面で活躍する輪島の先輩たちから学びの機会をつくります。
高校卒業後も含めた輪島の人的資源を繋げます。
④生きる力を育む授業の実現
小・中・高一貫した学校との協同した取り組み。講演授業やワークショップを行います。
⑤子どもに関わる皆さんとの連携
子どもに関わる各機関、専門職、地域住民の連携・情報交換・研修を行います。
⑥出張ラボ
輪島市の小中高校へスタッフがお邪魔し学校で交流の場を作ります。
⑦輪島高校「総合的探究の時間」伴走支援地域団体として週1回の授業に参加し、地域リソースと生徒をつなぎ、伴走する支援を行います。

代表者 小浦詩
設立 2022年
従業員数 4名
ホームページURL https://www.instagram.com/wajima.teen.lab/
住所(郵便番号なし)  

受け入れ団体からのメッセージ

学校でも家でもない第三の居場所。
この地で暮らす子どもたちに「ミチクサ」をはじめまして。NPO法人じっくらあと理事長の小浦詩です。
子どもたちにとってこの地での暮らしが豊かな日々であることを願い、元気に巣立つ子どもたちを応援することをライフワークとしています。

輪島に限らず過疎地域では、地域の縮小とともに学校が減り、子どもたちを応援する繋がりが見えにくくなっています。変化が起こりにくい、感じにくい毎日に子どもたちは閉塞感を感じているのではないか。私たちは生きづらさを抱えている子供たちの声を聴くことができていないのではないか。そんな危機感を持つ仲間とともに2022年NPO法人じっくらあとを立ち上げました。2024年は能登に暮らす私たちにとって、とてもとても厳しい一年でした。
なりわい、いとなみ、家族のこと、地域のこと、混乱の中たくさんの選択を迫られ、無我夢中で歩んできた1年でした。今の輪島は、公費解体が進み、更地が広がり、至る所に仮設住宅が建ち並んでいます。この地域が復興する未来をどうやって描けるのだろうか、先が見えない今です。しかしそんな中でも、今を生きる子供達がいて、この地での暮らしを望む住民たちがいます。これまでの歴史、文脈を理解し、大切なものを無くした今を癒しあうこと今を生きる子供達を応援し、新しいこれからを作り上げていくことこの両方がこれからのこの地域には必要だと感じています。

未来を切り開く子供たちの持つ力を軸に新たに地域全体のつながりを再構築していく復興のプロセスに、ぜひ皆様の熱い力をお貸しください!

代表/小浦詩

大分県出身。
富山県内で小児科医として10年勤務したのち、2017年に輪島出身の夫とともに家族で輪島市に移住。
4世代8人で朝市通りに暮らす。現在、医師としてごちゃまるクリニック、輪島病院小児科外来で働く傍ら、NPO法人じっくらあとを立ち上げ、10代の子どもたちの居場所づくりに取り組む

2025.06.02
  • 大学生向け
  • 短期インターンシップ

禅の里「総持寺通り商店街」の物語を発信する! 関係人口の入口となる笑顔の玄関づくりプロジェクト

総持寺通り商店街が「関係地」になるための第一歩をつくる

能登半島地震の被災地となった総持寺通り商店街で増えている視察のニーズに対して、地域の方々の声を丁寧に聞き、「これまでと今」を分かりやすくお伝えするための視察資料をつくるプロジェクトです。

このプロジェクトについて

■ 復興の鍵は「関係人口」
能登半島地震からの復興には「関係人口」と共に、地域をつくっていくことが鍵になると言われています。いま、絶賛復興中の門前・総持寺通り商店街には、これからの「まちづくり」のヒントを探している方や復興の力になりたいという方からの視察のニーズが高まっています。
今回のプロジェクトでは、視察に来られた方への配布資料とプレゼン資料を作成し、関係人口の入口となる視察メニューをつくります。地域外からのニーズ(視察テーマ)と、刻々と変わる被災地の状況に合わせてアレンジできる資料を作成していきます。

■ 復興とは、まちづくりのプロセス
総持寺通り商店街は、曹洞宗大本山総持寺祖院のお膝元にある約20軒の門前商店街です。
実は、2007年に発生した”前の”能登半島地震では、門前町が震源であったため、最も大きな被害を受けた商店街でした。そこから10年以上をかけて復興してきた商店街ですが、今回の能登半島地震でふたたび被災をしてしまいました。発災から1年半が経とうとしている今、地域の外から支援に入ってくれていたNPOが徐々に引き上げ、自分たちの力で復興に向けての話し合いや取り組みを進めていく時期です。
まちづくりは、あくまでもその地域に住んでいる人が主体として進めるものですが、そこに地域外から関わる方がいることによって、様々な共創が生まれることを期待しつつ、持続可能な地域を作り上げていくプロセスでもあります。そのためには、これまで門前や総持寺通り商店街が紡いできた「物語」を共有して、継続的に地域の外から、この地域に関わろうとする方との入口を示しておく必要があります。

■ 視察を入り口に、また来てもらえる能登へ
今回、インターン生を受け入れるNOTOTO.は、能登半島地震をきっかけに立ち上がった一般社団法人です。私たちの能登が、住む人だけでなく、訪れる人にとっても、多様性を大切にし、お互いをリスペクトし合い、誇りをもって次世代につなげるアクションができる地域になるために活動をしています。人口減少が進む能登では、もともと能登に住んでいる人たちだけでの復興は困難を極めます。だからこそ、視察をきっかけに何度も訪れてくれる関係性を大切にしたいと考えています。今回のプロジェクトを通して、総持寺通り商店街に、来てもらって、知ってもらって、来てよかった!と思ってもらえる視察メニューを一緒に開発しましょう!

プログラム要項

活動内容

総持寺通り商店街を訪れる方向けの視察資料のとりまとめ&虎の巻作成

コミュニティマネージャーの右腕として、商店街の方々との関係性を築きながら、よそ者の目線をしっかり活かしつつ、門前に初めて来た方にも分かりやすい「視察資料」(配布資料とプレゼン資料)をとりまとめ、それを説明したり地域内を案内する際の「虎の巻」を作成します。

【STEP1】(第1週目~第2週目)
総持寺通り商店街を知る&自分のことを知ってもらう
・自己紹介シートをつくり、挨拶回り。
 自分のことを地域の人に知ってもらおう!
・商店街の視察を体験する。
 コミュニティマネージャーについてもらって、自分自身が商店街のことを学ぼう。
・商店街のお店に通いながら、震災前のこと、震災後のことを情報収集しよう。
 お店ごとのウリ、困り事、これからの夢など。商店街の方々と関係性をつくっていくと、そのあとの仕事が進めやすくなります。

【STEP2】(第2週目~第3週目)
総持寺通り商店街の視察資料(案)をとりまとめる
・視察のテーマ案(2つくらい)に沿って、説明資料を作成しよう。
・伝えたいことのストーリーを組み立てて、プレゼン資料と配布資料としてまとめます。・ STEP1で聞いてきた情報を取り入れながら、地域外から来た人にお知らせする情報を分かりやすくまとめよう。
・刻々と変わる、被災地の情報を対外的にお伝えするための資料です。
 AIなども駆使しながら、情報をとりまとめていこう。
・受入担当者と相談しながら、どんどんアウトプットしていくことがポイントです。

【STEP3】(第3週目)
実際に視察を受け入れてみる
・アウトプットした視察資料を使って視察を受け入れしてみよう。(モニターツアー)
・受入する人が、どんなことに留意をして、どこで、どのような調整が必要になるのかを
ステップに分けて受入マニュアル(虎の巻)としてまとめることを想定して準備します。

【STEP4】(第4週目)
視察資料のブラッシュアップ&虎の巻作成
・実際に視察を受け入れた体験をもとに、参加者からの意見を反映させて、視察資料やプレゼン資料をブラッシュアップ。
・STEP3でやったことについて、スタッフ用の受入マニュアル(虎の巻)を作成します。
どの場所で、何の話をするか、テーマごとに伝える内容などなど。新しいスタッフが入っても、受入が担当できるくらいのレベルまで磨き上げていきます。

インターン生に期待する成果 ・視察受け入れに必要な「視察資料(配布資料、プレゼン資料)」と「受入マニュアル(虎の巻)」が完成すること。
この視察資料を活用することで、新たに関係人口となってくれる方とのつながりが生まれることを期待しています。
なにより、インターン生自身が、総持寺通り商店街の関係人口になってくれることを期待しています。
インターン修了時に得られる経験 ・地域外の方々と地域内の課題をつなぐ「きっかけ」となる視察プログラムを開発するという、新商品開発の経験
・膨大な情報をストーリー立てて、地域外の方々にプレゼンテーションするための資料にまとめあげる構成力
・地域の方々とコミュニケーションをとりながら、地域の未来について対話を重ねつつ、復興のど真ん中に関われる経験
対象となる人 【募集人数:1~2名】
・高校生は、地元(通える範囲)のみOK
・地域の人たちの話をよく聞いて、臨機応変に動ける人
・周囲やチーム内でコミュニケーションが図れる人
(歓迎条件)
・パワーポイントが使える
活動条件 参加型:住み込み
活動期間:8月12日~9月15日(夏休み期間中)の1ヶ月
    記載日程の前後でも調整可能です。
活動時間:週5日(10:00~17:00)
交通費:現地までの交通費を支給します。
宿泊費:受け入れ先が負担
※食費やそのほかの生活費は自己負担となります。
活動場所 活動場所:禅の里交流館
滞在場所:黒島地区の空き家 or 商店街内の拠点(一軒家、個人部屋)支援者が宿泊する場合あり
・近くのドラッグストアまで徒歩10分、自転車5分
・シェアサイクルあり
活動支援金 3万円

団体の紹介

能登の人と、文化と、未来とともに。

能登と、地域外の人たち(国内外、企業団体を含む)と共に、生物多様性及び人の多様性を根幹に据えた能登の創造的復興の取組みを推進し、能登と関わる多様な人たちを増やし持続させることで、全国の被災地や過疎地域のモデルになることを目的として事業を行います。

・能登地域のコミュニティ継承・活性化の支援等まちづくりの推進を図る事業、
並びにこのような事業を支援するためのアドバイス及びアレンジメント

・能登地域における新たなビジネスモデルの創出等の地域経済の活性化を図る事業、
並びにこのような事業を支援するためのアドバイス及びアレンジメント

・能登地域における多様な教育機会の創出等の子供達の健全育成を図る活動、
並びにこのような事業を支援するためのアドバイス及びアレンジメント

・被災地への物資支援、並びにニーズに応じた適切な内容・数量の物資を届けるための
マッチング及びアレンジメント

・復興支援に係る情報収集及び情報提供・発信に関する事業

・その他当法人の事業の目的を達成するために必要な事業

代表者 安江雪菜、松中権
設立 2024/04/11
従業員数 0
ホームページURL https://nototo.jp/
住所(郵便番号なし)  

受け入れ団体からのメッセージ

‟みんなで楽しく町おこし”をモットーに活動してきましたが、震災後、復興に向けて考えることが山積みとなり、「楽しむ」というよりかは「こなす」という日々になってしまっていました。
最近ふと我に返ったときに、「私も商店主も楽しまないと、楽しい町を作ることはできない」と思っていた初心を忘れていました。
少子高齢化の町が、地震と水害によってさらに加速しています。そんな中で楽しく町づくりをしていくためには、一緒に楽しく活動してくれる仲間が不可欠です!何事にもまずはチャレンジし、ポジティブに捉え、一緒に楽しく活動してくれる仲間を募集します!

NOTOTO.理事/総持寺通り商店街 コミュニティマネージャー(仮)/宮下 杏里

短大卒業後、ブライダルプランナーや雑貨店の副店長などを経験し、
2020年に故郷の門前へUターン。
曹洞宗大本山總持寺や門前町の文化・歴史を紹介する「禅の里交流館」を拠点に
町おこし活動を継続。
能登に足りないのは、魅力を「発信すること」だと気づき、
SNSでの情報発信やイベントを継続して開催している。
震災後は、避難所運営・復旧支援の現地スタッフを担当。
現在は、受援者の立場として現地の状況に合わせて支援者を繋ぐ
中間支援団体の(一社)NOTOTO.でも活動している。

2025.06.02
  • 大学生向け
  • 短期インターンシップ

能登半島地震で甚大な被害を受けた築100年越えの古民家から古材をレスキューし、アップサイクルして復興につなげよ!古材レスキュープロジェクトの実践メンバーを募集

取り壊されてしまう能登の古材をアップサイクルして復興につなげる

築100年以上の古民家が能登半島地震で大被害に。貴重な能登の資産がこのまま解体され、燃やされてしまう未来を一緒にかえよう!古材をレスキューし、アップサイクルを通して能登を復興させる仲間を募集します。

このプロジェクトについて

輪島塗で有名な能登・輪島市。その輪島塗がふんだんに使われた桁や床材、柱などは100年以上の歴史の中で積み重ねられた煤による黒艶を放ち、その美しさは誰しも魅了されます。
今、のと復耕ラボが注力している事業の1つ、古材レスキュープロジェクトは、解体が決まった建物から、こうした価値ある古材を引き取る(買い取る)「レスキュー」をし、建物の内装材や家具などにアップサイクルしていきます。能登半島は築100年以上の古民家が多く残り、それらが織りなす風景が魅力の一つでした。能登半島地震によってそれらの古民家が大きな被害を受けてしまい、多くの建物が解体をよぎなくされる状況です。そうした古民家を構成する柱や梁、床材などの古材のほとんどは能登の山から切り出されたもので、能登の地で生まれ育った能登の歴史を引き継ぐ貴重な財産であり、現代では同じものを手に入れることは不可能なものです。所有者の方からの「このまま解体されて燃やされるのは悲しい」という想いを受け、能登の貴重な財産である古材をレスキューしてアップサイクルをすることで、新たな能登らしい風景を創出することや、所有者の方の想いや思い出をレスキューすること、新しく作るのではなく古くて良いものを循環させることで、環境負荷を減らしていくのが私たちが実現したい地域の姿です。
私たちがレスキューするのは、誰かが大切にしてきたもの。また新しい役目をもって、次の誰かに大切に使っていただけるよう、きちんと価値を伝えて引き継いでいきます。

今年の5月までに36軒、延べ53回の古材レスキュー活動を行いました。スピード感の早まる解体に合わせ古材レスキューのニーズも高まっていますが、レスキュー活動だけでも現場のマンパワーが足りていません。倉庫の管理方法、システム・オペレーションの整理、まだ古材レスキューを知らない解体予定の家主たちへの周知・広報、レスキューした古材や家財の活用方法、関係人口や能登の人々の交流、復興への活かし方など・・・。
今回のプロジェクトでは、いずれかの課題の中で、みなさんがやりたいと思えること、アイディアと提案力で古材レスキューチームメンバーの一人として古材レスキューの活動を助けてください!

プログラム要項

活動内容 〇3つのコースごとに仕事内容が変わります!(面接をして、コースの振り分けを実施します)

コース①古材を活用し関係人口を増やすイベント企画(企画、ものづくりに興味がある人)

コース②解体前のお家の家主さんや解体業者・行政関係者などへの古材レスキューの周知(広報、デザイン、事務作業に興味がある人)

コース③自主企画!古材レスキューチームの課題解決します(自分で考えて動く、行動力、提案力に自信のある人、0→1をしたい人)

〇スケジュール

【STEP1】事前勉強会(オンラインで2回ほど実施)
・一緒に仕事するメンバーや活動内容について理解を深めます
・自分がどんなことができそうか相談します

【STEP2】地域理解(滞在)
・のと復耕ラボの関わるキーパーソンとの顔合わせ
・1ヶ月間の活動の目的と計画の作成

【STEP3】古材を活用したプロジェクトの企画・運営(滞在)
コース①②③共通:コアメンバーと一緒に古材レスキュー現場での作業に参画
コース①9月に予定されているプレイベントを企画・運営・実施
コース②古材レスキューのチラシづくり・新聞社への広報・住民への周知など、一番良い戦略を練り実施
コース③チームメンバーから課題を聞き取り、その中から必要とされていることをアイディアと提案力をもって1ヶ月半で何かしらの成果を出す
コース①②③共通:滞在拠点の茅葺庵での他のメンバーのサポート

【STEP4】活動発信(滞在)
・企画実施した活動の振り返りを発信
・上記をふまえ、今後の方針を社内で議論
・成果報告会(ハイブリットで開催?)

【STEP5】事後振り返り会(オンラインで1回ほど実施)
・振り返り
・今後のかかわり方について

インターン生に期待する成果 ・能登古材レスキュープロジェクトの認知拡大(解体する家主・関係人口)
・能登古材レスキュープロジェクトの活用事例をつくる
・能登古材レスキュープロジェクトの事業成長
インターン修了時に得られる経験 ・震災後の新たななりわいづくりを計画する経験
・災害後の復興プロセスの学びを深めることができる
・生活の場と職場が一体である環境で、さまざまな人と協力して暮らす経験
・企画・提案・実行までのプロジェクトを回し切る経験
対象となる人 【募集人数:2人】(高校生の参加不可)
・里山の暮らしを楽しみたい人
・失敗を重ね、そこから成功へのヒントを探せる人
・主体的に考え、自ら行動に起こせる人
・様々な人とコミュニケーションを取ることが好きな人
・変化の多い環境でも柔軟に楽しめる人
・車の免許を所持している人(要相談)
活動条件 参加型:住み込み
活動期間:8月12日~9月15日(要相談)
活動時間:9:00~20:00のうち8時間程度(週5日間)
交通費:現地までの交通費は支給予定
宿泊費:受け入れ先が負担
※食費やそのほかの費用はなどは自己負担となります。
活動場所 活動場所&滞在場所:ボランティアBASE三井
お部屋:個人部屋(家屋の中に設置してあるテント部屋を利用いただけます)
食事:自炊可。その他、カップ麺、アルファ米、カレーなどボランティア拠点の共有食料があり自由に使えます。スーパーまでは車で15分。
※常駐メンバーや様々なボランティアの方との共同生活になります。
活動支援金 3万円
事前課題 マッチング後に、ご連絡します!

団体の紹介

「里山の暮らし」に基づいた能登らしい復興を考え、実践する

のと復耕ラボは、輪島市三井地区を中心に震災後も能登に残って里山の暮らしを楽しみたいという想いを持った30代の移住者を中心に結成された団体です。
上下関係ではなく、それぞれのメンバーの個性や強みを活かしていくことを大切にするチームであるため、さまざまなことを夜遅くまで熱い議論をすることもたくさんあります。そんないろんな人たちとの議論も含めた、震災後の地域での新しいなりわいづくりに参画する経験は、自分の中で改めて地域で働き、暮らすこととは?という問いを見つめるヒントになると思います。

代表者 山本亮
設立 2024/02/09
従業員数 9名
ホームページURL https://sites.google.com/view/noto-fukko-labo/about
住所(郵便番号なし) 石川県輪島市三井町小泉漆原14-2 古民家レストラン茅葺庵 内

受け入れ団体からのメッセージ

人が住む家というのは「文化」が生まれる場所だと思っています。その能登の「文化」がたくさん詰まった家々が震災の被害によって失われようとしています。その中から少しだけでも、まだ使えそうな材や古道具たちを救い出し、後世につなげる活動をしております。地域アイデンティティに光を当てる文化的価値、古材のアップサイクル促進による環境的価値、そして事業創出による経済的価値を両立することを目指しています。古材の新しい価値を生み出せる提案など 一緒に考えられると嬉しいです!

のと復耕ラボ 古材レスキューチーム リーダー/江崎 青

輪島市三井町出身35歳。高校卒業まで能登に在住。関西で建築設計事務所での経験を積んだ後、能登にたくさん残っている古民家や古材を再生、活用をする事業を始めるために、2021年ころに能登に戻ってくる。その後、志賀町富来にて倉庫を購入し本格的に事業開始。震災後は「のと復耕ラボ」のメンバーとしても古材レスキュー活動を開始。これまでに約50~60件の民家のレスキューに携わる。

2025.06.02
  • 大学生向け
  • 短期インターンシップ

能登半島の「さいはて」と呼ばれる最北端の町にある、営業再開したばかりの小さな道の駅が舞台。地域と共に復興を歩む道の駅の「未来の姿」を住民と共に描くインターン。

朝日と夕陽が出会う「さいはての地」で、道の駅の復興を描く。

能登半島地震による被災で長らく営業再開ができずにいた道の駅狼煙。
経営主体も変わり、再スタートしたこの道の駅がこの先地域で果たしていくべき役割とは何か。
地域のニーズを調査し、道の駅の未来を描きます。

このプロジェクトについて

■ 「さいはて」と呼ばれる能登半島の最北端の町。
昨年、最大震度7の大地震に見舞われた能登半島は、9つの市町から成る日本海側最大の半島です。今回インターンの舞台となるのは、半島の先端に位置する珠洲市の中でも最北に位置する漁村「狼煙地区(のろし)」。その立地から、「さいはての地」と呼ばれ、ちょうど外浦と内浦との接点に位置することから、狼煙地区にある禄剛崎岬は「海から昇る朝日と、海に沈む夕陽」が同じ場所で見れることで有名です。
また、約50世帯100人が暮らす狼煙地区は、大地震の激しい揺れに続いて津波も到達した地域ですが、
地域住民のつながりと日頃の訓練から、1人も犠牲者を出すことがなかった地域としても知られています。

■ 幻の大浜大豆を復活-地豆腐をつくる「道の駅狼煙」。
そんなさいはての地にある、観光客と地元民の憩いの場「道の駅狼煙」は、2010年にオープンした地元出資の小さな道の駅です。インターンの受入先であるこの道の駅を語る時、欠かすことができないのが”地豆腐を巡るストーリー”。この地域に暮らす1人のおじいさんが長く守り育ててきた幻の大豆-大浜大豆から作られる、甘みとコクが強いお豆腐や豆乳ソフトクリームが看板商品です。能登半島地震の被災により長らく営業が出来ずにいましたが、運営会社も刷新され、今年5月にようやく再開することができました。

■ 再出発。これからも地域に愛される道の駅であるために。
5月23日の再オープンの日。道の駅には、たくさんの地元住民が訪れ、震災前からレジを担当していたスタッフとの再会を喜んでくれました。運営会社も新しくなったことから、「どんな道の駅が求められているのか」「どんな道の駅を目指していけると良いだろう」という問いに向き合う必要があります。そこで、今回のインターンでは、地域に暮らし、地域住民との関係性を丁寧に結びながら、今、この地域にどんなニーズや期待があるのかを調査します。そして、すぐに取り入れられるところは、取り入れてみる!「さいはての道の駅」の再スタートを一緒に歩むインターンです!

プログラム要項

仕事内容
【STEP1】狼煙地域&道の駅狼煙を知り、 魅力を発信する
インターン期間を通じて、道の駅狼煙の店頭に立ち、接客や運営のお手伝いをしながら、地域の日常や魅力に直接触れます。
日々の活動を通して感じたことをSNS(Instagram)で発信し、狼煙地域の魅力やリアルな風景を外部に伝える役割も担います。
※店頭での活動とSNS発信は、定例的な日課として継続。SNSの発信方法は、事前にスタッフと打ち合わせします。
 
【STEP2】住民の声を聞いて、取りまとめる
狼煙地域に住む人々から、道の駅狼煙に期待することや、商品・サービスに対するニーズや生活の中の課題を聞き取る調査を行いましょう。道の駅に訪れるお客さんへのインタビューに加え、お出かけが困難な方には戸別訪問も実施します。※必要に応じてアンケートも活用し、無理のない範囲で住民の声を広く集めます。調査で得られた住民の声や気づきから、道の駅狼煙のサービスや商品の改善に役立ちそうなポイントを整理して取りまとめます。

【STEP3】道の駅狼煙の商品やサービス改革案を考える
STEP2でまとめた「住民の声」や「気づき」をもとに、道の駅狼煙のサービスや商品の改革につながる提案を考えます。たとえば:店内POPや掲示の見直し、SNSでの発信テーマの提案、新しいイベントの試験的実施、商品陳列の改善 など(調査結果による)

【STEP4】住民の声をもとに、小さく試してみる
STEP3で提案して採用されたアイデアを、スタッフと相談しながら実践しましょう。実践後は、関係者と振り返りを行い、「住民の声がどう活かせたか」「今後にどうつなげられるか」を考え、記録にまとめてスタッフに引き継ぎます。
インターン生に期待する成果・実際の住民の声から得られたニーズを1つ以上、道の駅に反映する
・課題解決の基本的なアプローチを、実際の地域現場で体験できる
・能登半島地震の被災地において、復興に向けて取り組む道の駅の現場に関わる経験
インターン修了時に得られる経験・「企業」としての道の駅だけでなく、地域住民とのつながりを深める経験
・異なる立場の関係者との信頼関係を築き、協力を得ながら物事を動かす経験
・目の前の人や地域のために、自分にできることに真剣に向き合う経験
対象となる人【募集人数:2人】※高校生の参加不可
・人や地域に関心があり、人と接することが好きで、人の喜びを自分の喜びとできる人
・将来、地元や地方で地域づくりに関わる仕事を目指している人
・「できる方法を考える」姿勢で、ゴールに向かって粘り強く行動できる人
・課題解決の方法を現場で学び、今後のキャリアに活かしたい人
・地域づくりの理想と現実を、リアルな体験を通して学びたい人
活動条件参加型:住み込み
活動期間:8月12日~9月15日(要相談)
活動時間:8:00~19:00のうち8時間程度(週5日)
交通費:現地までの交通費は自己負担(県の補助制度あり)
宿泊費:受け入れ先が負担
※食費やそのほかの生活費は自己負担となります。
活動場所活動場所:道の駅狼煙(石川県珠洲市狼煙町テ 部11)
部屋:シェアハウス
食事:自炊可。スーパーまでは車で20分。道の駅付近に移動スーパー来る。
活動支援金4万円 ※活動支援金とは別途で、店舗のシフト1回につき1,000円お支払い致します。

団体の紹介

ともだちプラットフォーマーこみんぐる

事業を通じて「人をつなげる・ともだちをつくる」、そして人の才能や知見をmingleする。
私たちはそれを『ともだち業』と呼んでいます。
株式会社こみんぐるは、社員数は少ないですが、副業人材など人を巻き込みに巻き込んでいるのが特徴的です。地域社会の持続的な発展に貢献し、100年後も家族で暮らしたい・働きたい地域をつくることをミッションにして活動しており、現在、事業は宿泊事業(旅音)、研修事業(Workit)、奥能登事業(現代集落、継音、道の駅のろし)の3事業です。

ここ数年、メディアで報道されまくっているので石川県では小さいけれど名の知れた企業の1つかも知れません。自由な社風で、清潔感があれば服装や髪色など自由。社員は役割に沿ってそれぞれのスタイルで、自分の強みを生かし働いています。その代わり目的志向、目標達成にこだわるため厳しい面もあるかもしれませんが、みんな個性的で楽しい仲間です。

代表者 林 佳奈
設立 2018/02/01
従業員数 4名
ホームページURL https://comingle.jp/
住所(郵便番号なし) 石川県金沢市本町2丁目6-23

受け入れ団体からのメッセージ

今回は、能登半島のさいはて「道の駅のろし」で一緒に運営しながら活動してくれるインターンを募集しています。2021年から奥能登の珠洲市真浦町で「現代集落」の活動や、能登半島地震後にお家を修繕しシェアハウスとして貸し出す「継音(つぐね)」の実績がきっかけで、「道の駅のろし」の経営を2025年4月より任されました。地元の方に愛され、交流の場となっているこの場所を皆さんと一緒に盛り上げていくため、力を貸してください。正直・誠実であり、明るく自己成長を求める方、大歓迎です!この夏、大きなギフトを持ち帰ってもらえたら嬉しいです。

道の駅のろしマネージャー/荒井智恵子

富山県富山市出身。株式会社こみんぐる社員。
東京女子体育大学(ダンス専攻)を卒業後、スポーツイベント会社勤務(プロゴルフトーナメント運営担当)。エコロジー化粧品の販売を経て、環境・健康意識が芽生え、マクロビオティック料理教室でマネージャーとして勤務。海外でも料理を学ぶ。帰国後、富山県氷見市へ移住し、地域おこし協力隊で空き家を改修しコミュニティスペースを作りフード担当として運営。
協力隊任期後、2019年より金沢のこみんぐる社員。新規事業に関わる事が多く、これまで経験してきたことを生かし、現在は奥能登事業担当者。金沢、珠洲の2拠点を行き来している。

2025.06.02
  • 大学生向け
  • 短期インターンシップ

未来を拓く若者達の挑戦拠点 社会課題をワクワクに変えるイノベーション集団と共に楽しみながら共創

次の10年ワクワク業 考えるな感じろ

能登半島の先端は、時代の最先端?!人間に残された不合理、非効率、ワクワクの世界を取り戻すのは、君だ!出会った場所と人とで自分の生き方を見つめ直して、未来への一歩を具体的に生み出す「場」をつくります。

このプロジェクトについて

■ 異世界転生の入口?OKNO to Bridge
能登半島地震の発災前から、能登半島の先端、珠洲市で活動をはじめた「OKNO to Bridge」(おくのとブリッジ)は、奥能登と地域外の人々をつなげる橋として、コワーキングスペースや女性の働く場づくりに取り組んできました。発災後は、多くの皆様の力を借りて、全壊となった拠点を移転し、新しい拠点を昨年のインターン生と共に整備し、大企業の方、ボランティアの方、プロボノの方、学生や官僚、住民の方などなど、多様な立場の人たちが出入りする、まさにカオスな空間をつくりあげることができました。都会から来た方々にとっては、何よりも人と人とのつながりを大切にし、経済合理性だけではない「何か」を大切にしながら動いている珠洲の状況は、まるで「異世界」に来たような感覚。まさに、その入り口となるのが、OKNO to Bridgeです。

■ このままの世の中では、何かおかしい、そう感じているあなたへ
行き過ぎた資本主義、中央集権の限界、止まらない一極集中、そして能登半島地震復興への無関心。能登のことを画面の向こう側の出来事として終わらせることは簡単です。能登に関わらなくても、自分の人生は平穏に進んでいくことでしょう。関わるか、関わらないかは自由です。でも、能登のことをちょっとでも気にかけていて、何かできることはないのかな?と考えたことのある人は、ぜひ一度、飛び込んでみることをお勧めします。そのうえで、どう感じるか?その感じたことをもとに、事業を興そうと動き始めている人がすでにいらっしゃいます。彼らに共通しているのは、いまの閉塞感のある世の中を打ち破っていく可能性を能登に感じているということ。昨年の地域ベンチャー留学OB/OGで珠洲に移住してしまった若者や大企業を辞めて新規事業をつくろうとしている人など、いま次々と珠洲には挑戦者たちが集まっています。そう、大変な被災地を助けにいくのではなく、ワクワクする未来に向けて、それを自らの手でつくろうとしているのです。現場で起こることは、設計不可能。目の前で起きていることを自分の目で見て、自分の心で感じて、そこから何が生み出せるのか?をアウトプットしてください。

■ やれることは無限大!マイプロジェクトを創り出す1か月
珠洲市内は、公費解体が進み更地が増えてきた一方で、移住者による新たな取り組みが始まるなど、復旧と復興が入り混じった状況です。インターン生には、1か月、珠洲で暮らす中で見つけた発見をもとに、自ら「場」をつくり、その状況を対外的に発信することで、OKNO to Bridgeの「いま」を発信してください。そして、やる気のある人は、自らの仮説を事業プランにまとめてください。OKNO to Bridgeには、各分野のビジネスパーソンも出入りしています。壁打ち相手には、困りません!

<マイプロジェクトを生み出すために、提供できる機会>
・現地の状況理解(ニーズ把握も含む)
・現地拠点の運営
・現地の方と交流
・地域外の企業・関係人口の現地への関心向上(現地アテンドや発信)
・現地での交流(BBQなど)・実施
・現地での情報・発信
・金沢拠点での活動も一部あり
・現地でのバイト自由(積極的に人手不足の企業開拓してみて下さい)
・時間を気にせず話せるシェアハウス

プログラム要項

活動内容 ワクワク推進員として、「あなた」のプロジェクトをつくることが、ミッションです。

【STEP1】(1週目)楽しみながら現地理解
珠洲の復興に向けて会っておくべき人を紹介します。地域の中を歩き回って、自分から知り合いを増やしていこう。現地の状況を知って、自分の言葉でSNS発信しながら(目安 週1回程度)、現地拠点の整備に必要なものを揃えていったり現地企業と関わったりしてみて下さい。とっても人懐っこい被災犬のポンの散歩などで現地の状態やそこに住む人など知る機会など作ってどんどんアイディアを創造してみて実装してもよし。

【STEP2】(2週目)楽しみながら色んな事を試してみる
珠洲で知り合った人たちの力を借りながら、拠点をどんどん居心地の良い場所にしていこう。拠点運営をしながら、BBQの準備や参加など自分達も楽しみながらSNSでの発信を行います。

【STEP3】(3週目)楽しみながら仲間集め
自分に何が必要かまたどんな人を巻き込むべきかを楽しみながら考え仲間集めをやってみて下さい。

【STEP4】(4週目)楽しみながら自分ふりかえりそしてまたトライ
あっという間の1か月。課題をとりまとめたり次はどうするかチャレンジしてみて下さい。
こちらは完成を目的としておらず継続する事の価値を感じて欲しいサクラダファミリア方式です。
地域内外で得た知見・人脈で今後も繋がり続ける理由を見つけれると最高です。

インターン生に期待する成果 ・指示を待つのではなく、自分で考え・感じ・行動する能力
・現地では色々な事が起きるので、それに悩むのではなく楽しむメンタリティ
・イベントなどへの積極的な姿勢(関係者の方たちとのBBQなどもあり。ぜひ参加ください!)
インターン修了時に得られる経験 ・社会課題への挑戦権
・人脈
対象となる人

・今後も未来をワクワクさせたい人
・みんなの無理をワクワクに変えて行動しちゃう人
・もしくはそれになりたい人

活動条件 参加型:住み込み(オンラインの組み合わせも相談可能)
活動期間:8月12日~9月15日の約1カ月間(日程の相談可能)
活動時間:基本フレックスで自由
交通費:現地までの交通費自己負担
自家用車で来れる方大歓迎です
宿泊費2万円(税込・光熱水費込み)。
※食費やそのほかの生活費は自己負担となります。
現地でのバイトは自由です。
活動場所 奥能登ブリッジ(①珠洲拠点②金沢拠点のどちらか)
①珠洲拠点:珠洲市飯田町15-20-1
②金沢拠点:金沢市弥生2-7-13
・事務所兼シェアハウス
・共同部屋
・男女別
・珠洲、金沢いずれも自炊可。
・金沢拠点は街中のため基本的になんでもあります(金沢駅からはバスで20-30分程度)
・珠洲拠点は徒歩圏内にコンビニ(ファミリーマート)、スーパー、ドラックストア、ホームセンター、パン屋、居酒屋、イタリアン、ラーメン屋、カフェ、定食屋、本屋、郵便局などありますが、被災地のため営業日・営業時間は流動的です。
活動支援金 4万円
事前課題 「ホワイトカラー消滅」を読んできてください。
被災地の状況について、SNSやニュースなどでキャッチアップしてきてください。
親御さんにも許可をもらって下さい。

団体の紹介

次の10年ワクワク業 地域丸ごとパラレルキャリア

都会にないワクワクを地域で創造し実装する。
お金を稼ぎたければ都会へ
社会を変えたければ能登へ

代表者 伊藤 紗恵
設立 2023/06/16
従業員数 業務委託含め20人程
ホームページURL https://www.oknotobridge.com/
住所(郵便番号なし) 石川県珠洲市飯田街15-20-1

受け入れ団体からのメッセージ

私たちのコミュニティ「OKNO to Bridge」は、この土地から日本の未来を創っていくと本気で信じている人が集まっているコミュニティです。今の奥能登には日本の未来の課題が集まっています。そしてその課題を解決し、社会を変えていきたいという人が全国から集まっています。そのような場に身を置いて成長したい方、将来地域でビジネスを作りたいと考えている方の応募をお待ちしています!去年応募多数のため、人数制限があるのでお早目の応募を推奨します。

合同会社CとH 共同創業者/CEO/伊藤紗恵

1983年生まれ。大手損保の人事からキャリアをスタートし、 パーソルグループでHRTech事業開発、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の立ち上げ、スタートアップスタジオ等を経験したのちフリーランスとして独立。2023年石川県珠洲市で「地域丸ごとパラレルキャリア」のビジョンで合同会社CとHを共同創業。24時間コワーキング兼ビジネスコミュニティ『OKNO to Bridge(奥能登ブリッジ)』を立ち上げ、地域の女性のキャリア形成支援、地域内外企業とのビジネス創出などの事業を行う。令和6年元旦の能登半島地震により事務所が被災し全壊となったのち、金沢、高岡、珠洲で拠点を再度立ち上げ、コワーキングを間口とした地域内外の人材交流、若者、女性の生業作り、二地域居住事業等を展開中。

2025.05.26
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IT企業の新規事業に挑戦!「能登ふぐ」を能登を代表するブランドへ!!ふぐのからあげの運営・広報メンバー募集‼

能登のブランド「能登ふぐ」からあげ販売の基盤づくりと情報発信を行う実践型インターン。

石川県は日本有数の天然フグの産地ですが、まだ全国的な知名度は高くありません。イベント販売の運営と情報発信でその魅力を伝えるアイデアの提案や情報発信を行う「能登ふぐ」のからあげの販売とPRに携わるメンバー募集です。

2023年創業。ITと地方創生で能登を盛り上げる 合同会社ノラス

ノラスのオフィスは、石川県能登半島の中央に位置する七尾市の歴史ある商店街「一本杉通り」にあります。
600年の歴史がある一本杉通りの中では、2023年創業とまだ新しい企業で従業員は4名、全員が20代で県外からの移住者です。
“ITの力を生かし、能登活性化を目指す”というミッションを掲げ地域へ貢献し、ノラスメンバーの和やかな雰囲気で地元との関係性も良好に構築しています。

能登の魅力に触れ移住&起業した代表の岡田氏は「能登」を知ってもらう窓口になりたいという想いから2つの事業を展開しています。

<主な事業>
 ■WEBサービス事業
 <地域内での制作の一例>
  ・ホームページ「一本杉通り商店街ウェブ
  ・アプリ「でか山ウォーク」(七尾市の青柏祭の山車(でか山)の位置情報サービス)
  ・ランディングページ・広告運用「第3回うますぎ一本杉」(七尾市一本杉通りイベント)
 ■能登創生事業
  ・一棟貸し古民家「古民家のらり」の運営
  ・イベント企画・運営(能登ふぐのからあげ販売)

ノラスの良さはチームワークの良さ、少人数で業務をこなしながらもオフィスを覗くと楽しそうな雰囲気、ITの作業的で黙々というイメージ?とはかけ離れた柔和の笑顔で皆さんが迎えてくれます。

「能登ふぐ」のからあげの販売事業について

能登創生事業の1つに「能登ふぐ」のからあげ販売があります。
主に県内外のフェスやイベントで出展販売を行い「能登ふぐ」を広める活動をしています。

まず「能登ふぐ」についてご存知でしょうか。
石川県は全国屈指の天然ふぐの漁獲量を誇り、能登沖で水揚げされた天然ふぐのみ能登ふぐ事業協同組合によって「能登ふぐ」としてブランド化されています。
能登の近海で獲れる・鮮度の高い・品質管理にもこだわった「能登ふぐ」の味は絶品です。
しかしブランドの認知はまだ低く、意外なことに地元でもあまり消費されていないという現状があります。

岡田氏自身も、実際に「能登ふぐ」を味わい、その美味しさに感動し、この現状を変えたいという想いから「ふぐから」事業を立ち上げました。
漁業関連の企業ではないノラスが「能登ふぐ」を取り扱うことには「想い」だけではない理由があります。それは、企業のビジョンであるIT×能登創生の観点によるものです。
異なる分野のIT企業のノラスだからこそ、まだ広く知られていない、魅力が伝えきれていない能登の特産物にできるアプローチがあると岡田氏は語ります。
それはノラスが持つITスキルやデザイン力、そして発信力を活かし、今までになかった表現や手法でより能登の魅力を広げるということです。

能登ふぐの販売を通して認知の拡大や販売する手法を実践し確立していくことは能登創生のモデルとも言え、地域の活性化に貢献できると考えています。ノラスは能登ふぐ事業協同組合にも加入しており、地元と連携しながら取り組みを進めていきます。
ノラスには今後も事業を拡大する構想があり「ふぐから」から能登の魅力を伝える挑戦は続きます。

本プロジェクトで取り組みたいこと

「ふぐから」事業を開始して約1年、販売は好調でイベント出展時には地元のお客様から反響をいただくようになり、やりがいと認知拡大の手応えを感じています。
次のステップとして情報の発信、販売機会を増やすために地盤を固めるタイミングです。
しかし現状は人員に余力がなく、営業担当の宮澤氏がイベント出展に関わる全般の業務を兼任しており、業務が属人化してしまっています。
本プロジェクトでは、イベント販売の実務を通して運用面を整え、情報発信に積極的に取り組みます。
具体的に取り組みたいことは下記の通りです。

A.販売の運用を整理
 ・業務フロー、マニュアル作成
B. 情報発信
 ・認知拡大のためのアイデアを柔軟に考える
 ・アイデアをもとに、情報発信を実践する

「能登ふぐ」を能登を代表するブランドにするための第一歩。
社員に寄り添い、同じ目線で楽しみながらプロジェクトを推進するメンバーを募集します!

プログラム要項

期待する成果

【定性面】
・運営マニュアルを整備して引継ぎマニュアル作成など、運営面の基盤をつくること
・自由な発想でPRのアイデアを出しながら認知を広めるための発信活動を行うこと
・今後もインターン生受け入れの体制づくりを整えていくための取り組みを行うこと
【定量面】
・月2回以上の情報発信(メディアは問いません)
・月1回以上のイベント出展販売や認知アップに関わる活動

仕事内容

【STEP1】<能登、ノラス、能登ふぐを知る>(1ヶ月程度)
■ノラスの事業、地域、商品を知り理解を深めるためのリサーチ
 例)街歩き、事業者、関係者に検索しても出ない話をヒアリング、イベント販売の見学・補助で現場を感じる

【STEP2】 <イベント販売の運営を整える>(1ヶ月程度)
■マニュアル作成
 ・運営マニュアルによる明文化。業務改善と標準化を行う
  例)受発注と在庫管理、業務フローの作成、接客マニュアル作成など
■イベント出展販売の運営管理
 ・イベント販売の事前~事後までの業務の完遂

【STEP3】<情報発信の計画を練る>(1ヶ月程度)
■情報発信の計画
 ・各種メディアの活用
  例)チラシ、アンケート、自社HP、新聞取材、SNS、YouTube、配信サービスなど
 ・認知Upのアイデアを具体化
  例)販路開拓、祭りへ参加、ポップアップストアの出店、イベント、キャンペーン企画など

【STEP4】<情報発信の計画の実施と検証>(2ヶ月程度)
■情報発信の実施
 ・イベント前後の情報発信
  例)出展前後の報告、記録と発信用の写真動画撮影など
 ・情報発信の効果測定
  例)アンケート集計、SNS投稿の閲覧数やフォロワーの推移を計測
■情報発信の修正・改善
 ・ノラスメンバーと情報発信の戦略会議を行い、計画をブラッシュアップ

【STEP5】<活動のまとめ、引継ぎ、振り返り>(2週間程度)
■販売 実務面のまとめ
 ・引継ぎに必要な資料作成
  例)販売虎の巻の作成
■情報発信のまとめ
 ・効果的だった発信媒体や方法の把握
  例)SNS分析レポート、発信スケジュールカレンダー作成

■活動の振り返り
 ・今後のかかわり方について

得られる経験

■「なぜやるのか」を意識してプロジェクトを進める経験
■ 文章、写真、動画など日常的に活用しているツールを実際の仕事に活かす経験
■ 周りの方と信頼関係を築きながら仕事を進める経験
■正解のない問いに向き合い、対話を通して課題解決に取り組む経験
■ 企画、運営とプロモーションの実践経験
■実践現場のデザイン・ITスキルに触れる、学べる経験

対象となる人

■インターンの活動だけでなく余暇時間の「能登の過ごし方」に興味がある人
■ 情報発信やイベント出展への参加を積極的に楽しめる人
■ 少人数のチームで円滑にコミュニケーションをとれる協調性のある人
■ 与えられたタスクをこなすのではなく、アイデアを出しながら、チャレンジができる人
■イベント販売時に長時間、笑顔でいられる体力とメンタルがある人

期間 (長期) 2025年8月~の4〜6ヶ月 ※期間は相談可能
活動条件(目安) 頻度:5日程度
 ※宿泊施設:インターンハウスななお
→ 17,000円/月(共同食費生活費/水道光熱費ネット代込み)
活動場所 石川県七尾市 (その他の地域へのイベント出展販売あり)
募集人数 2人
活動支援金 あり

受入団体紹介

能登半島ではたらく、IT×能登活性化を目指す

ノラスは、能登半島ではたらく、IT×能登活性化を目指す会社です。
石川県七尾市の古民家を拠点に、能登半島を盛り上げるための活動をしています。

事業内容
 ■アプリ・ソフトウェア開発事業
 ・WEBアプリ、モバイルアプリの受託開発
 ・定額ホームページ制作サービス「情報システム部」

■能登創生事業
 ・一棟貸し古民家「古民家のらり」の運営
 ・イベント企画・運営(能登ふぐのからあげ販売)

 

団体名称 合同会社ノラス
事業内容 webサービス事業・能登創生事業
設立 2023年7月
代表者 岡田 渉
従業員数 4人

受入企業からのメッセージ

合同会社 ノラス 代表社員 岡田渉

ご覧いただき、ありがとうございます。
弊社では、IT×能登創生の取り組みを行っております。
自然に恵まれた能登半島という舞台で、地域の伝統や人の温かさを大切にしながら新しい価値を生み、日本中へ届けることが私たちの使命です。能登の魅力を未来へつなぐこの企画を、ぜひ一緒に歩んでいただければ幸いです。

(左)インターン受入担当者/宮澤 和喜 (右)代表社員/岡田 渉

プロフィール

岡田 渉
1997年埼玉県川越市生まれ。
23歳からデジタルノマドとして東欧を旅し、25歳で合同会社ノラスを設立。
マップを見ていて日本海側に突き出た能登半島に魅力を感じ、七尾市に移住。
移住後は、田舎生活を楽しみながらIT分野に取り組んでいる。

2024.07.08

    新しいプログラム”notomana”が始動します!

           

    能登で地方暮らしを体験し、出会い、
    そして学びながら私のライフキャリアについて考える


    能登で
    答えのない未来のミカタを見つける

    “notomana”

    2024.06.11
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    【募集終了】能登半島の子ども・若者たちに居場所と体験を届ける企画プロデューサー募集

    能登半島の子ども・若者たちが安心して過ごせる居場所をつくる

    輪島市で子どもたちにミチクサできる時間を提供しているわじまティーンラボ。能登半島地震では子どもたち自身や環境にも大きな変化がありました。子ども・若者たちに寄り添い新しい居場所をつくる人を募集します

    わじまティーンラボを運営するNPO法人じっくらあとは2022年に設立された新しい団体です。2023年12月には地元の高校生たちの声を取り入れながら建物のリニューアルを行い、これからより地域の子ども・若者たちの居場所になるよう活動を推進していく準備を整えていたところ、2024年1月1日の能登半島地震が輪島市を襲いました。
    幸い建物に大きな被害はなかったものの、輪島市に暮らす子どもたちは避難余儀なくされ、学校の体育館や児童クラブは避難所に、公園は仮設住宅の建設地になりました。
    震災が起こったことで子どもたちを取り巻く環境は大きく変わりました。しかし、10代の子どもたちにとっての居場所や選択肢の少なさは震災前からあった課題でもあります。
    地域の子どもたちが減り、学校が減る中で、関わる大人も減っています。

    そうした子供たちに「家」でも「学校」でもない『第3の居場所』として一緒に過ごし、話し、寄り添う場がわじまティーンラボです。
    小学校高学年から高校生まで多くの10代が利用していますが、スタッフも不足しており運営するのに手いっぱいなのが現状です。

    特に輪島市がある能登エリアには大学がありません。高校卒業後に能登を離れる10代も多いです。
    10代が健やかに育ち、豊かな経験を10代のうちにできることが、能登の未来を大きく変えていきます。
    一緒に子ども・若者たちが安心して過ごせる居場所を、そして多様な学びや生き方に触れる機会を一緒につくりませんか?

    プログラム要項

    仕事内容 【STEP1】子ども・若者たち・地域を理解する
     わじまティーンラボには小学校高学年から高校生まで様々な年代の子どもたちがやってきます。彼らがどうしてティーンラボに来てくれているのかを知りながら、輪島市や輪島市に暮らす子ども・若者たちを取り巻く状況を理解してください。
     能登半島地震でまちは大きな被害を受け、大人たちだけでなく、子ども・若者たち自身の環境も大きく変化しています。
     ティーンラボにやってくる子どもたちと接しながら今の気持ちに寄り添ってみてください。

     

    【STEP2】アイディアをまとめる
    子どもたちの様子を見たり、話したりする中で感じたことをベースに輪島市内で暮らす子どもたちに対して提供したい機会について企画(体験・学びの創出)のアイディアをスタッフやボランティアと一緒に考えていきます。(リーダー的役割を担っていただくことを期待しています)
    また、輪島市内の大人や、輪島市で活動する外部の専門機関とも相談しながら多様な視点から今の子ども・若者たちに必要なものは何なのか?を考え、アイディアを練っていきます。

    【STEP3】広報
    企画の内容が固まったら、わじまティーンラボの活動を届けるための広報活動も行っていただきます。
    ティーンラボは他の世代と比較すると中学生の利用がまだ少ない傾向にあります。
    輪島市の10代に届けるため、学校や関係機関と連携して広報を行うことや、SNSでの発信も想定しています。

    【STEP4】企画の実施・ふりかえり
    ・アイディアに基づいて輪島市や能登半島の子ども・若者たちに届ける企画を実施していただきます。
    ※夏休みは若者たちにとっても重要な期間のため、外部の専門機関と連携したイベントなども想定しており、そうしたイベントも一緒に運営していただく予定です。

    インターン生に期待する成果 ・利用者と関わりながら、いまの子ども・若者たちのことを第一に考えた居場所づくり
    ・10代の安心・安全を支える多様な機会と学びづくり
    ・わじまティーンラボを安心安全な場所として一人でも多くの10代に届けること
    インターン修了時に得られる経験 ・地域における10代の居場所づくりを実践する経験
    ・10代の居場所づくりに繋がるコミュニケーションを実践する機会
    ・地域で10代を支える多様な関係者や大人たちとの関係性
    ・能登半島地震から立ち上がる被災地の今を知り、これからも続く繋がり
    対象となる人 ・地域での10代の居場所づくり、多様な学びの機会づくりを実践してみたい方
    ・子ども・若者たちを尊重し、安心安全な居場所づくりを第一に心がけられる方
    ・誰とでも謙虚に、積極的にコミュニケーションが取れる方

     

    募集人数:2 人
    高校生の応募:不可

    活動条件 住み込み
    活動期間:8月19日~9月27日(日程の相談可能です)
    活動時間:10:00~20:00のうち8時間程度(週5日間)
    交通費:現地までの交通費は自己負担・現地での交通費は支給予定(宿泊先からはバスで20分程度)
    宿泊費:受け入れ先が負担
    ※食費やそのほかの費用はなどは自己負担となります。
    活動場所 わじまティーンラボ(輪島市河井町23部1番地150)

     

    ※宿泊場所
    「のと復耕ラボ」が運営する茅葺庵(かやぶきあん)の一室をお借りして共同生活を行っていただく予定です。地域のルールや共同生活のルールを守れる方を優先します。お風呂は共同で男女別のものがあります。

    活動支援金 なし

    団体の紹介

    ミチクサでつながる明日の自分との出会い

    NPO法人じっくらあとでは、地域の子どもたちが希望をもって未来を描けるように5つのミッションを掲げ活動しています①わじまティーンラボの運営 10代の子どもたちが安心・安全に地涌で楽しく過ごせる居場所づくりをしています。多様な体験や繋がりの場の提供を目指しています。②子ども相談窓口 子どもや、子どもに関わる大人に向けたお茶会「ラボカフェ」や、中学校での「保健室カフェ」を定期開催しています。③わじま先輩バンク 各方面で活躍する輪島の先輩たちから学びの機会をつくります。高校卒業後も含めた輪島の人的資源を繋げます。④生きる力を育む授業の実現 小・中・高一貫した学校との協同した取り組み。講演授業やワークショップを行います。⑤子どもに関わる皆さんとの連携 子どもに関わる各機関、専門職、地域住民の連携・情報交換・研修を行います。

    受け入れ団体からのメッセージ

    学校でも家でもない第三の居場所。この地で暮らす子どもたちに「ミチクサ」を

    はじめまして。小児科医の小浦詩です。子どもたちにとってこの地での暮らしが豊かな日々であることを願い、元気に巣立つ子どもたちを応援することをライフワークとしています。いま、子どもたちを取り巻く環境は転換期に来ています。輪島に限らず過疎地域では、地域の縮小とともに学校が減り、子どもたちを応援する繋がりが見えにくくなっています。変化が起こりにくい、感じにくい毎日に子どもたちは閉塞感を感じているのではないか。私たちは生きづらさを抱えている子供たちの声を聴くことができていないのではないか。そんな危機感を持つ仲間とともに「じっくらあと」を立ち上げました。
    一番の目的は、子どもの命を守ること。悩みの原因はすぐに解決できなくても、一緒に過ごし、話、やり過ごせる避難所になりたい。ちょっと立ち寄れた鯉、逃げ場になったり、安心できる場所で、少しだけ明日への期待が持てる何かが見つかるかもしれない。そんな思いで2022年4月に「わじまティーンラボ」を開所しました。子どもたちと接点を持ち、ゆるいつながりを保つ中で、誰かが誰かの紙一重になり、命を守ることにもつながっていくと思うのです。子どもたちが明日への希望を持ち、元気に巣立つ地域になることを切に願っています。

    代表/小浦詩

    大分県出身。富山県内で小児科医として10年勤務したのち、2017年に輪島出身の夫とともに家族で輪島市に移住。4世代8人で朝市通りに暮らす。現在、医師としてごちゃまるクリニック、輪島病院小児科外来で働く傍ら、NPO法人じっくらあとを立ち上げ、10代の子どもたちの居場所づくりに取り組む

    2024.06.11
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    【募集終了】被災地をワクワクに!過疎化最先端地域から未来を創り世界を変えるコミュニティマネジメント・珠洲市の拠点運営・イベント企画

    能登半島の端からワクワクの拠点・コミュニティづくり

    ・少子高齢化する日本の未来に過疎化最先端地域から新たなワクワクを創造する
    ・被災地での地域内外からの人と人を繋ぐ拠点の運営
    ・人が集うイベント企画・運営
    ・現地レポート(SNS・メディア発信など)

    珠洲市(すずし)は奥能登の一番端にあり、自然・文化・食・歴史が調和したのどかな場所です。奥能登芸術祭なども開催され若い移住者の受け入れにも積極的な町です。私たちはその珠洲市の中心街にある飯田町という商店街で「OKNO to Bridge(奥能登ブリッジ)」というコワーキング兼ビジネス交流拠点を2023年7月にオープンしました。地域内外の人が交わり、新たな出会いやコラボレーション、ビジネスを生み出す場所として活動をしていましたが、1月1日の能登半島地震により珠洲市のOKNO to Bridgeは全壊となってしまいました。
    現在は、金沢に拠点を移し、珠洲市と週1回ほど行き来をしながら復興に関わる活動を行なっています。金沢の拠点には能登の復興に関わるあらゆるキーパーソンが集い、復興に関わる入り口としての機能も果たしています。また周辺地域との連携を強めるため、富山県の高岡市にも拠点を設けています。

    今回、珠洲拠点の開設(現地コミュニティの再生・創生)の目処が立ちましたので、その拠点とコミュニティ創りを一緒に行ってくれる仲間を募集します!
    現在の奥能登は町に人がいない状態にあります。道路や水道の復旧が優先して行われていますが、一方で、地域外から様々な形で支援にきてくれる人と現地の人が出会える環境がなく、なかなか復興の入り口に立てない、という課題を感じています。珠洲に人が集まれる拠点を開設し、地域内外の人が交わる場作りを行い、『まず、能登に灯を灯す』という活動を行なっていきます。
    まずヒト起点で能登に関わりを作り、能登に関わることが、ただの支援活動ではなく、未来を切り拓く挑戦であり、自分達自身の成長をもたらす貴重な機会だとも思っております。
    能登で得た経験や知見を今後より多くの地域や被災した際に活かせるよう『ここから世界を変えよう』と思って頂ける仲間を募集します。
    正直なところ現地は今だ流動的ですが、拠点を整備してみんなが集まれる場所の整備や現地の里山・里海などを楽しむ発信などからまずは、多くの方に関心を再度高める活動を行いたいと思っております。
    私たち一人ひとりの小さな行動が、大きな変化をもたらす力を持っていると思っており、能登やその他、数多くの地域に関心を持つきっかけとなってもらえると願っております。

    プログラム要項

    仕事内容 珠洲市内がまだ復旧フェーズのため、流動的になりますが、以下の内容を想定しています。
    ・現地の状況理解(ニーズ把握も含む)
    ・現地拠点の整備
    ・現地の方と交流
    ・地域外の企業・関係人口の現地への関心向上(現地アテンドや発信)
    ・現地での交流企画(BBQなど)・実施
    ・現地での情報・発信
    ・金沢拠点での活動も一部あり

    【STEP1】(1週目)現地理解
     珠洲の復興に向けて会っておくべき人を紹介します。地域の中を歩き回って、自分から知り合いを増やしていこう。現地の状況を知って、自分の言葉でSNS発信しながら、現地拠点の整備に必要なものを揃えていきます。

    【STEP2】(2週目)イベント企画
     珠洲で知り合った人たちの力を借りながら、拠点をどんどん居心地の良い場所にしていこう。拠点運営をしながら、イベントの企画を立てて、告知のためのチラシやSNSでの発信を行います。イベント成功に向けた目標を立てよう。

    【STEP3】(3週目)イベント実施
     いよいよ自分で立てた企画でイベントを実施します。地元の人たちと地域外の人たちが交流できる場を盛り上げよう!もちろん、SNSでの発信も忘れずに。イベントは2回以上やれると◎

    【STEP4】(4週目)イベント実施・ふりかえり
     この週もイベントを実施しましょう。あっという間の1か月。イベントの企画から実施まで、そして拠点運営についての課題をとりまとめます。次に、この拠点を運営する人に向けての「虎の巻」をつくりましょう。

    インターン生に期待する成果 ・活動期間のSNS発信(毎日のインスタ投稿、ストーリーズ投稿)
    ・noteでの活動レポート作成(週1、2回程度)
    ・珠洲現地で、定期的に拠点に立ち寄ってくれる現地在住の人を10人生み出すこと
    ・週1回のイベント(BBQなど)を企画、集客、運営すること
    ・拠点運営を改善しつづけるための「虎の巻」作成
    インターン修了時に得られる経験 ・地域でのコミュニティづくりの経験
    ・被災地での活動経験
    ・DIYの経験
    対象となる人 募集人数: 3〜5人
    高校生の応募が不可の場合のみ記載→高校生の応募:不可(被災地での活動となり流動的な要素が多いため、今回は自己責任で活動できる成人の方を募集します。)
    活動条件 参加型:住み込み・ハイブリッド
    日程の相談可能
    基本フレックスで自由
    参加日程日は都度相談
    ・現地までの交通費、食費その他日々の生活費は自己負担でお願いします。宿泊費は無料です。
    ・自家用車で来れる方大歓迎です
    活動場所 奥能登ブリッジ(珠洲拠点・金沢拠点)宿泊費は無料。食費は自己負担。
    珠洲拠点:珠洲市飯田町内(事務所契約調整中)
    金沢拠点:金沢市弥生2−7−13
    ・共同部屋
    ・男女別
    ・事務所兼シェアハウス
    ・珠洲拠点はお風呂はありませんが近所に銭湯「あみだ湯」があります♪
    ・珠洲、金沢いずれも自炊可。
    ・金沢拠点は街中のため基本的になんでもあります(金沢駅からはバスで20−30分程度)
    ・珠洲拠点は徒歩圏内にコンビニ(ファミリーマート)、スーパー、ドラックストア、ホームセンター、パン屋、居酒屋、イタリアン、ラーメン屋、カフェ、定食屋、本屋、郵便局などありますが、被災地のため営業日・営業時間は流動的です。
    活動支援金 なし
    事前課題 被災地の状況について、SNSやニュースなどでキャッチアップしてきてください。

    団体の紹介

    冷静と情熱を掛け合わせてワクワクを

    石川県珠洲市に2023年6月に設立。会社設立と同時に、24時間コワーキング兼ビジネス交流拠点『OKNO to Bridge(奥能登ブリッジ)』を立ち上げ、「奥能登で『働く』の可能性を拡げる」をテーマに地域の若手や女性のキャリア形成支援、地域企業と首都圏企業のマッチングによるビジネス創出、などの事業を行う。能登半島地震により事務所が被災したため、金沢に拠点を移し、奥能登の復興に関わる活動を展開中。
    「地域丸ごとパラレルキャリア」をビジョンに掲げ、「地域で働く人々のポテンシャルと情熱の扉を開き、地域発の新ビジネス創造のエコシステムを構築する」ことをミッションとした事業活動を行う。「地域で働く人」を軸として、地域と都市部を繋ぐハブとなる事業を行うことで、人口減少・少子高齢化といった地域課題の最先端地域である奥能登から東京一極集中などの日本全体の地域課題解決に取り組む。

    代表者 伊藤 紗恵
    設立 2023年6月16日
    従業員数 2名
    ホームページURL ・ホームページ https://www.oknotobridge.com/
    ・Instagram https://www.instagram.com/okno_to_bridge/
    ・活動紹介 https://docs.google.com/presentation/d/1frLVxK1mCAgAenlyXUB1CBSeqoWj5_Vt85c-xGUej_Y/edit?usp=sharing

    受け入れ団体からのメッセージ

    もう一度能登をワクワクする土地に。そんなチャレンジを一緒にしてくれる仲間を募集します!

    共同創業者・CEO/伊藤紗恵

    1983年生まれ。大学卒業後、大手損保会社へ新卒入社し、人事を中心に経験。その後 IT系人材会社にてHRTech新規事業立ち上げ、武蔵野大学にてアントレプレナーシップ学部の立ち上げ、スタートアップスタジオのコミュニティマネージャー等を経験したのち2022年フリーランスとして独立。ビジネスカンファレンスの企画・運営、人材育成プログラムのメンター、地方創生プロジェクトの活動などにも携わる。女性のキャリアについてもテーマ。経産省イノベーター育成プログラム「始動Next Innovator」4期生。

    2023年7月母親の故郷である石川県珠洲市で、合同会社CとHを共同創業。CEOに就任。24時間コワーキング・ビジネス交流拠点『OKNO to Bridge(奥能登ブリッジ)』を立ち上げ、”奥能登で「働く」の可能性を拡げる”をテーマに地域の若手人材のキャリア形成支援、地域企業と首都圏企業のマッチングによるビジネス創出、などの事業を行う。令和6年1月1日能登半島地震により事務所が被災し全壊となったため現在は金沢に拠点を移し、奥能登の復興に関わる活動を展開中。