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【募集終了】集落に住み込みインターン!地元自慢の農作物を活かした新商品の開発担当者を大募集!
商品開発のプロと共に、実践的な新商品開発に取り組むインターン!
能登半島の中心地・七尾市に位置する釶打(なたうち)集落。ここで新たに集落の未来をつくる事業が始まります。協議会や、商品開発のプロと協力しながら、釶打集落の農作物を活かした新商品を開発しよう!
日本屈指の国を動かす最先端集落!?
石川県能登半島の中心地・七尾市の最も北にある集落、それが釶打(なたうち)集落です。川の上流の山間地にあり、多くの人が兼業農家として、お米やカボチャ、能登野菜を生産し、生活をしています。
そんな釶打集落は昭和40年代後半から、林業の衰退などを背景に、過疎化が進行してきました。全盛期は468世帯、2390人が住んでいましたが、現在は298世帯、732人と人口が大きく減っています。人口減少による集落存続の危機感から、集落の有志がむらづくりに関する協議の場を設立、現在は名称を「釶打ふるさとづくり協議会」とし、「住民みんなで考え、実践するふるさとづくり」を目指し活動をしています。
今はじまる新しいプロジェクトたち。全てはこれからも釶打集落の未来を守るために
そんな釶打集落では、以下の新しいプロジェクトたちが始動します。
①「なたうちウェブマーケティング事業」:集落で生産した農作物の販売機会を創るため、オンライン販売の導入や時代に合わせた釶打集落の強みが活かせる新商品の開発を行います。
②「配食システム開発事業」:高齢者向けの会員制配食(食事の配達)事業の課題解決を行います。
③「農業体験&ツーリズム事業」:都市部の人たちをターゲットとし、集落の伝統や非日常的な暮らし体験をツアーコンテンツとして販売します。
このうちインターン生には「なたうちウェブマーケティング事業」に携わってもらい釶打集落の農作物を活かした新商品の開発を行う学生を募集します!
商品開発のプロと釶打集落の農作物を活かした新商品を開発しよう!
今回のインターンでは、なたうちウェブマーケティング事業に携わる一員となり、商品開発のプロと釶打集落の農作物を活かした新商品の開発を行います。商品開発とはただ商品を作ってみるのではなく”調査”を行った上で ”企画” “開発” し、“販売” を行う必要があります。誰をターゲットにするか、どんな人に需要があるのか、そのために釶打集落の農作物はどう活かせそうかを考えながら、新商品を開発し釶打集落の魅力を世界中に人に届けましょう。
能登の里山里海に囲まれながら、そして集落という独特の文化や人と「働きながら」触れ合う半年間。新商品の開発を実践したい学生にはぴったりのインターンです。ご応募お待ちしています!
プログラム要項
期待する成果 | ■なたうちウェブマーケティング事業(新商品の開発)の成功 |
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仕事内容 | ▼《STEP.1 :地域と集落を知って、地域に入り込もう!》 ▼《STEP4:企画・開発:商品開発のプロと共に新商品を開発しよう!》 |
得られる経験 | ■商品開発の実践経験 ■マーケティングの実践経験 ■能登里山里海の暮らし体験 ■集落における暮らしの理解 ■多世代とのコミュニケーション力や質問力 ■モノ、コトの魅力を伝える力 |
対象となる人 | ■将来、食品業界に勤めてみたい人 ■食に興味がある人 ■商品開発に興味がある人 ■マーケティングを実践してみたい人 ■一次産業に興味がある人 ■将来、地域をフィールドにした仕事がしたい人 ■集落の暮らしについて興味がある人 ■運転免許を持っている人(相談可) |
期間 | ■期間:2022年10月~2023年2月の5か月間(相談可) ※休学もしくは、オンライン授業との平行についてスケジュール等調整が必要な方、 お悩みの方はご相談できますので、お早めにお問合せ下さい。 |
活動条件、応募締め切り | ■ 参加形式:原則、現地での滞在/活動が必須条件となります。(オンラインは不可) ※インターン中の滞在先は、現地で用意します。詳細はコーディネーターに確認してください。 ■ 活動頻度:週5日程度(オンライン授業との並行両立はスケジュールにより相談可能) ■ 募集締め切り:9月11日23時59分 |
活動場所 | 〒929-2209 石川県七尾市中島町西谷内へ部98番地 釶打ふるさと協議会事務所 |
募集人数 | 1人 |
活動支援金 | あり |
受入団体紹介
全ては釶打集落の未来を守るため、他とは異なる先進的な取り組みをしてきました
石川県能登半島の中心地、七尾市の最も北にある集落、それが釶打集落です。この釶打集落は非常に自治力の高い地域として有名です。例えば、「集落における田んぼの利用計画の引き直し」を住民の力で行いました。農業の担い手が減る中、どこまでを引き続き耕作農地として米作りを続けるか、そして耕作しない土地は産業を行うのか、森に返すのか、個々の田んぼの特性を活かした利用方法を、住民たちが話し合い、用途と担当の割り振りを行うというものです。
他にも、農業組合法人を立ち上げ、某大手企業の経営方式を導入しながら農業を行うコストを削減したりなどと、他の集落にはない先進的な取り組みを行い、釶打集落の未来を守ってきました。
団体名称 | 釶打ふるさとづくり協議会 |
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団体目的 | 釶打集落の活性化 |
設立 | 平成4年 |
座長 | 木下 豊秋 |
会員数 | ---- |
受入れ担当者からのメッセージ
釶打ふるさとづくり協議会事務局長/村田 正明
釶打は、兼業農家がほとんどで、棚田でのお米づくりと小菊カボチャや中島菜など能登野菜の栽培がおこなわれています。地区では過疎・高齢化が進んでおり、昭和29年に468戸、2390人が住んでいましたが、平成26年には329戸、948人となっています。このような人口減少による集落存続の危機感から、地区公民館が中心となり、平成4年に「釶打ふるさとづくり協議会」を結成、「個性」「活力」「定住」を3本柱に「嫁に来たくなる里づくり」をテーマに地域の活性化に取り組んできました。人口の減少に悲観せず、過疎を前向きにとらえ、先住者も移住者も一人ひとりが住みやすさや豊かさを感じる地域づくりの実現を目指します。
[プロフィール]
村田 正明(74歳)
石川県七尾市釶打集落出身
定年退職し再任用を経て63歳まで七尾市役所政策調整課に勤務
その後、集落営農法人の専務理事に就任。
併せて釶打ふるさと協議会の事務局長や、農業組合法人なたうちの代表理事を務める。
趣味はマンガや歴史小説を読むこと。
好きなマンガは「黄昏流星群」「ゴルゴ13」