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2019.02.15
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【募集終了】集落の10年後を支えるシゴトをつくる第2弾 – 大呑集落を変えるのはキミや!

脱・限界集落のモデル地域「大吞」のシゴトづくり、始動。

富山県氷見市との県境にある七尾市大吞(おおのみ)という変わった名を持つ集落で、
住民や地元の信用金庫と共に、体験・宿泊・飲食(特産品)の3事業を軸にした生業づくりを推進します。

事業担当者として、大学生を募集! ※休学者の参加、大歓迎◎
「脱・限界集落」のモデルとなる集落を生み出すためのまちづくりインターンです。


大吞集落のこれまでと今。

石川県七尾市の端っこ、美しい山々と海が人々の暮らしに寄り添う集落-大吞(おおのみ)地区。
すぐお隣は富山県というこの地域は、今でも自然がもたらしてくれる豊かな恵みを受け、
昔ながらの暮らしが息づく、の~んびりとした集落です。

ここでは地域の自然資源を活用した、木こり体験や星を見る合宿、
地元の山から切り出した薪で焼くピザ焼き体験などのグリーンツーリズムの取り組みや、
人々の暮らしを支えてきた山々を守る植林活動が盛んに行われてきました。

その他にも、山林の木陰でつくる地元ブランドのしいたけ栽培や、
能登の食文化を継承している魚の保存食づくりなど、
なんとかこの地域を盛り上げようとする人々の想いがあふれています。


▲原木しいたけの栽培。自然の山の中でのびのびと育つ。

「脱」限界集落のモデル地区化を目指して立ち上がった「大吞プロジェクト」。

植林と木材加工利用、ブランドしいたけ作り、特産品の魚の保存食づくり、体験ツアー、
これら全て大呑で既に行われてきた活動です。この集落は決して遅れている場所ではないのです。
しかし、現在この活動がビジネスとして成り立っているわけではありませんでした。

大吞グリーンツーリズム推進協議会のメンバーはそれぞれ本業を抱える傍らで活動を続けてきました。
「今の活動を、集落で生活を成り立たせることが出来るくらいの事業に育てていきたい。
そうすれば、若い移住者が増えたり、もっと沢山の人が訪れる場所になるかもしれない。」
「この集落をなくさずに、価値ある里山里海を活用していくことで、この地域が元気になって欲しい。」
という想いがあるから。

そんな想いを受け取って、地元のまちづくり会社と信用金庫が立ちあがりました。
「まちづくり会社と信用金庫が集落を支援して、今の活動をビジネスとして育てていく仕組みをつくろう。」

【大吞プロジェクト】と名付けられたこの仕組みでは、
大学生インターンを含むそれぞれのステークホルダーを以下の役割を置いて動かしていきます。
■ 地元の信用金庫:宿泊事業・体験事業・飲食/特産品事業の各事業の事業計画作成サポート
■ まちづくり会社:関係者や地域との諸々調整
■ インターン生:
①地域住民との関係性を築き、地域住民の想いを事業計画に反映させること
②3事業の事業計画をすり合わせて、全体事業計画として1つにまとめること
③事業計画をカタチにする推進役

第1弾では、2名のインターン生が①②をメインに取り組んできてくれました。
沢山のステークホルダーが関わる中、うまくいかないことや高い壁にも何度もぶち当たり、
集落だからこその難しさに直面しながらも、必死で第2弾へとつないでくれました。

そのバトンを受け取って、2期生として活躍してくれる学生をお待ちしています!
今度は③の「事業計画をカタチにして動かすこと」に挑戦です◎
集落にシゴトが生まれる瞬間を作り出しましょう!


▲1期インターン生

プログラム要項

期待する成果 ・ホームページやSNS、ブログでの日々の情報発信
・大吞グリーンツーリズム推進協議会の活動サポート
・3事業計画の推進
・地域住民との関係性づくり
仕事内容 【STEP.1】地域を知って、日々情報発信をしましょう!
暮らしや活動の拠点となる七尾市内や大吞の位置関係や住民の分布、土地の特徴など、それぞれの地域の特性を掴みましょう。イベントや地域行事にも積極的に参加をして、ブログやSNSで日々情報を発信します。

【STEP.2】事業計画案のブラッシュアップ
3月までに作られる(予定)事業計画案の中身をブラッシュアップします。
大吞グリーンツーリズム推進協議会のメンバーや地域住民への説明や対話を通して、
事業計画の磨きをかけて行きましょう!

【STEP.3】計画を実行する
3事業それぞれをチーム内で役割分担しながら、カタチにしていきます。
予定では、宿泊部門が一番先に動く予定です。
具体の目標は、キックオフセッション時に綿密に設定します。

【STEP.4】インターンの成果を報告!
インターンの最後には、集落やプロジェクト関係者に向けた「活動報告会」を実施します。

得られる経験 ・集落におけるコーディネート体験
・地域づくりの事業化に向けたスタートアップ経験
・プロジェクトや人をマネジメントする経験
・多世代とのコミュニケーション力
・人や自分の想いを形にしていく力
対象となる人 ・将来、地域をフィールドにした仕事をしたい人
・起業を疑似体験してみたい人
・受入担当者と同じ視座で挑戦できる人
・自分が出来るベストにこだわって活動できる人
事前課題 ※別途お知らせします。
期間 2019年4月~2019年9月のうち4~6ヶ月程度
活動条件(目安) 休暇期間中:週5日程度
滞在宿泊先:七尾市内のシェアハウス
活動場所 大吞集落および七尾市内
活動支援金 あり

受入団体紹介

 団体名称  大吞グリーンツーリズム推進協議会 
 代表者  池岡 直樹
 メンバー    10名