能登のブランド「能登ふぐ」からあげ販売の基盤づくりと情報発信を行う実践型インターン。
石川県は日本有数の天然フグの産地ですが、まだ全国的な知名度は高くありません。イベント販売の運営と情報発信でその魅力を伝えるアイデアの提案や情報発信を行う「能登ふぐ」のからあげの販売とPRに携わるメンバー募集です。
2023年創業。ITと地方創生で能登を盛り上げる 合同会社ノラス
ノラスのオフィスは、石川県能登半島の中央に位置する七尾市の歴史ある商店街「一本杉通り」にあります。
600年の歴史がある一本杉通りの中では、2023年創業とまだ新しい企業で従業員は4名、全員が20代で県外からの移住者です。
“ITの力を生かし、能登活性化を目指す”というミッションを掲げ地域へ貢献し、ノラスメンバーの和やかな雰囲気で地元との関係性も良好に構築しています。
能登の魅力に触れ移住&起業した代表の岡田氏は「能登」を知ってもらう窓口になりたいという想いから2つの事業を展開しています。
<主な事業>
■WEBサービス事業
<地域内での制作の一例>
・ホームページ「一本杉通り商店街ウェブ」
・アプリ「でか山ウォーク」(七尾市の青柏祭の山車(でか山)の位置情報サービス)
・ランディングページ・広告運用「第3回うますぎ一本杉」(七尾市一本杉通りイベント)
■能登創生事業
・一棟貸し古民家「古民家のらり」の運営
・イベント企画・運営(能登ふぐのからあげ販売)
ノラスの良さはチームワークの良さ、少人数で業務をこなしながらもオフィスを覗くと楽しそうな雰囲気、ITの作業的で黙々というイメージ?とはかけ離れた柔和の笑顔で皆さんが迎えてくれます。
「能登ふぐ」のからあげの販売事業について
能登創生事業の1つに「能登ふぐ」のからあげ販売があります。
主に県内外のフェスやイベントで出展販売を行い「能登ふぐ」を広める活動をしています。
まず「能登ふぐ」についてご存知でしょうか。
石川県は全国屈指の天然ふぐの漁獲量を誇り、能登沖で水揚げされた天然ふぐのみ能登ふぐ事業協同組合によって「能登ふぐ」としてブランド化されています。
能登の近海で獲れる・鮮度の高い・品質管理にもこだわった「能登ふぐ」の味は絶品です。
しかしブランドの認知はまだ低く、意外なことに地元でもあまり消費されていないという現状があります。
岡田氏自身も、実際に「能登ふぐ」を味わい、その美味しさに感動し、この現状を変えたいという想いから「ふぐから」事業を立ち上げました。
漁業関連の企業ではないノラスが「能登ふぐ」を取り扱うことには「想い」だけではない理由があります。それは、企業のビジョンであるIT×能登創生の観点によるものです。
異なる分野のIT企業のノラスだからこそ、まだ広く知られていない、魅力が伝えきれていない能登の特産物にできるアプローチがあると岡田氏は語ります。
それはノラスが持つITスキルやデザイン力、そして発信力を活かし、今までになかった表現や手法でより能登の魅力を広げるということです。
能登ふぐの販売を通して認知の拡大や販売する手法を実践し確立していくことは能登創生のモデルとも言え、地域の活性化に貢献できると考えています。ノラスは能登ふぐ事業協同組合にも加入しており、地元と連携しながら取り組みを進めていきます。
ノラスには今後も事業を拡大する構想があり「ふぐから」から能登の魅力を伝える挑戦は続きます。
本プロジェクトで取り組みたいこと
「ふぐから」事業を開始して約1年、販売は好調でイベント出展時には地元のお客様から反響をいただくようになり、やりがいと認知拡大の手応えを感じています。
次のステップとして情報の発信、販売機会を増やすために地盤を固めるタイミングです。
しかし現状は人員に余力がなく、営業担当の宮澤氏がイベント出展に関わる全般の業務を兼任しており、業務が属人化してしまっています。
本プロジェクトでは、イベント販売の実務を通して運用面を整え、情報発信に積極的に取り組みます。
具体的に取り組みたいことは下記の通りです。
A.販売の運用を整理
・業務フロー、マニュアル作成
B. 情報発信
・認知拡大のためのアイデアを柔軟に考える
・アイデアをもとに、情報発信を実践する
「能登ふぐ」を能登を代表するブランドにするための第一歩。
社員に寄り添い、同じ目線で楽しみながらプロジェクトを推進するメンバーを募集します!
プログラム要項
期待する成果 |
【定性面】 ・運営マニュアルを整備して引継ぎマニュアル作成など、運営面の基盤をつくること ・自由な発想でPRのアイデアを出しながら認知を広めるための発信活動を行うこと ・今後もインターン生受け入れの体制づくりを整えていくための取り組みを行うこと 【定量面】 ・月2回以上の情報発信(メディアは問いません) ・月1回以上のイベント出展販売や認知アップに関わる活動
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仕事内容 |
【STEP1】<能登、ノラス、能登ふぐを知る>(1ヶ月程度) ■ノラスの事業、地域、商品を知り理解を深めるためのリサーチ 例)街歩き、事業者、関係者に検索しても出ない話をヒアリング、イベント販売の見学・補助で現場を感じる
【STEP2】 <イベント販売の運営を整える>(1ヶ月程度) ■マニュアル作成 ・運営マニュアルによる明文化。業務改善と標準化を行う 例)受発注と在庫管理、業務フローの作成、接客マニュアル作成など ■イベント出展販売の運営管理 ・イベント販売の事前~事後までの業務の完遂
【STEP3】<情報発信の計画を練る>(1ヶ月程度) ■情報発信の計画 ・各種メディアの活用 例)チラシ、アンケート、自社HP、新聞取材、SNS、YouTube、配信サービスなど ・認知Upのアイデアを具体化 例)販路開拓、祭りへ参加、ポップアップストアの出店、イベント、キャンペーン企画など
【STEP4】<情報発信の計画の実施と検証>(2ヶ月程度) ■情報発信の実施 ・イベント前後の情報発信 例)出展前後の報告、記録と発信用の写真動画撮影など ・情報発信の効果測定 例)アンケート集計、SNS投稿の閲覧数やフォロワーの推移を計測 ■情報発信の修正・改善 ・ノラスメンバーと情報発信の戦略会議を行い、計画をブラッシュアップ
【STEP5】<活動のまとめ、引継ぎ、振り返り>(2週間程度) ■販売 実務面のまとめ ・引継ぎに必要な資料作成 例)販売虎の巻の作成 ■情報発信のまとめ ・効果的だった発信媒体や方法の把握 例)SNS分析レポート、発信スケジュールカレンダー作成
■活動の振り返り ・今後のかかわり方について
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得られる経験 |
■「なぜやるのか」を意識してプロジェクトを進める経験 ■ 文章、写真、動画など日常的に活用しているツールを実際の仕事に活かす経験 ■ 周りの方と信頼関係を築きながら仕事を進める経験 ■正解のない問いに向き合い、対話を通して課題解決に取り組む経験 ■ 企画、運営とプロモーションの実践経験 ■実践現場のデザイン・ITスキルに触れる、学べる経験
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対象となる人 |
■インターンの活動だけでなく余暇時間の「能登の過ごし方」に興味がある人 ■ 情報発信やイベント出展への参加を積極的に楽しめる人 ■ 少人数のチームで円滑にコミュニケーションをとれる協調性のある人 ■ 与えられたタスクをこなすのではなく、アイデアを出しながら、チャレンジができる人 ■イベント販売時に長時間、笑顔でいられる体力とメンタルがある人
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期間 |
(長期) 2025年8月~の4〜6ヶ月 ※期間は相談可能 |
活動条件(目安) |
頻度:5日程度 ※宿泊施設:インターンハウスななお → 17,000円/月(共同食費生活費/水道光熱費ネット代込み) |
活動場所 |
石川県七尾市 (その他の地域へのイベント出展販売あり) |
募集人数 |
2人 |
活動支援金 |
あり |
受入団体紹介
能登半島ではたらく、IT×能登活性化を目指す
ノラスは、能登半島ではたらく、IT×能登活性化を目指す会社です。
石川県七尾市の古民家を拠点に、能登半島を盛り上げるための活動をしています。
事業内容
■アプリ・ソフトウェア開発事業
・WEBアプリ、モバイルアプリの受託開発
・定額ホームページ制作サービス「情報システム部」
■能登創生事業
・一棟貸し古民家「古民家のらり」の運営
・イベント企画・運営(能登ふぐのからあげ販売)
団体名称 |
合同会社ノラス |
事業内容 |
webサービス事業・能登創生事業 |
設立 |
2023年7月 |
代表者 |
岡田 渉 |
従業員数 |
4人 |
受入企業からのメッセージ
合同会社 ノラス 代表社員 岡田渉
ご覧いただき、ありがとうございます。
弊社では、IT×能登創生の取り組みを行っております。
自然に恵まれた能登半島という舞台で、地域の伝統や人の温かさを大切にしながら新しい価値を生み、日本中へ届けることが私たちの使命です。能登の魅力を未来へつなぐこの企画を、ぜひ一緒に歩んでいただければ幸いです。
(左)インターン受入担当者/宮澤 和喜 (右)代表社員/岡田 渉
プロフィール
岡田 渉
1997年埼玉県川越市生まれ。
23歳からデジタルノマドとして東欧を旅し、25歳で合同会社ノラスを設立。
マップを見ていて日本海側に突き出た能登半島に魅力を感じ、七尾市に移住。
移住後は、田舎生活を楽しみながらIT分野に取り組んでいる。