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─ 若者と共に拓く能登の未来は、どんな姿なのでしょう ─
2011年6月に、世界農業遺産に登録された「能登の里山里海」
地球の資源を大いに活かしながら、自然とともに、独自の文化を
育んできた”能登”には、これからの時代を生き抜くために、
大切にしたい哲学と暮らしが、息づいています。
一方、2011年3月11日の東日本大震災以降、私たちの社会が抱える
政治・経済・文化の歪みがますますあらわになり、大きな危機を
迎えています。にも関わらず、北陸に暮らしているとなんとなく
楽観的空気が漂っていることも現実です。
「私たちの社会はこのままではいけない。何とかしなければ。」
そこに自分の力を注いでいこうとする若者たちがいます。
「将来こんなことをやりたい。でも、まだぼんやりしている。」
今できることとして、インターンに挑戦する若者がいます。
彼らと共に、未来を考えることは、とても刺激的なことです。
私たちには、ひとつの仮説があります。
- 能登が大切にしてきたものの中に
これからの社会を変えていく
ヒントがあるのではないか -
「変われる地域・変わらぬ想い」
ぜひ、ご一緒に「若者と拓く能登の未来」を考えましょう!
━━━<主なプログラム(予定)>━━━━━━━━━━━━━━━
第一部:能登留学 初級・中級 事例紹介
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●大学連携短期インターンシップが地域にもたらすもの
金沢大学・法政大学・名古屋市立大学のカリキュラムとして
実施された短期インターンシップのプログラムが、地域にとって
どのような影響をもたらしたのか。あるいは、今後、どのように
地域と大学が連携していく可能性があるのか。
その方向性を探ります。
●長期実践型インターンシップ「能登留学」の事例紹介
最低3ヶ月間という長期実践型で学生がプロジェクトに携わり
企業や地域にどんな影響が出たのか。そこで、学生はどのように
育ち、地域とどのような関係を結んできたのか。
2年間の能登留学の実例から、その意義と可能性に迫ります。
第二部:総合ディスカッション「若者と拓く 能登の未来」
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若者と共に地域を育むという活動をどのように発展させていく
べきなのか。人口減少、高齢化という実態のなかで、何に価値を
置きながら地域の未来を拓いていくのか。
東日本大震災以降、大きく価値観が転換するこの時代に求めら
れる私たちの地域づくりのあり方について話し合います。