次の10年ワクワク業 考えるな感じろ
能登半島の先端は、時代の最先端?!人間に残された不合理、非効率、ワクワクの世界を取り戻すのは、君だ!出会った場所と人とで自分の生き方を見つめ直して、未来への一歩を具体的に生み出す「場」をつくります。
このプロジェクトについて
■ 異世界転生の入口?OKNO to Bridge
能登半島地震の発災前から、能登半島の先端、珠洲市で活動をはじめた「OKNO to Bridge」(おくのとブリッジ)は、奥能登と地域外の人々をつなげる橋として、コワーキングスペースや女性の働く場づくりに取り組んできました。発災後は、多くの皆様の力を借りて、全壊となった拠点を移転し、新しい拠点を昨年のインターン生と共に整備し、大企業の方、ボランティアの方、プロボノの方、学生や官僚、住民の方などなど、多様な立場の人たちが出入りする、まさにカオスな空間をつくりあげることができました。都会から来た方々にとっては、何よりも人と人とのつながりを大切にし、経済合理性だけではない「何か」を大切にしながら動いている珠洲の状況は、まるで「異世界」に来たような感覚。まさに、その入り口となるのが、OKNO to Bridgeです。
■ このままの世の中では、何かおかしい、そう感じているあなたへ
行き過ぎた資本主義、中央集権の限界、止まらない一極集中、そして能登半島地震復興への無関心。能登のことを画面の向こう側の出来事として終わらせることは簡単です。能登に関わらなくても、自分の人生は平穏に進んでいくことでしょう。関わるか、関わらないかは自由です。でも、能登のことをちょっとでも気にかけていて、何かできることはないのかな?と考えたことのある人は、ぜひ一度、飛び込んでみることをお勧めします。そのうえで、どう感じるか?その感じたことをもとに、事業を興そうと動き始めている人がすでにいらっしゃいます。彼らに共通しているのは、いまの閉塞感のある世の中を打ち破っていく可能性を能登に感じているということ。昨年の地域ベンチャー留学OB/OGで珠洲に移住してしまった若者や大企業を辞めて新規事業をつくろうとしている人など、いま次々と珠洲には挑戦者たちが集まっています。そう、大変な被災地を助けにいくのではなく、ワクワクする未来に向けて、それを自らの手でつくろうとしているのです。現場で起こることは、設計不可能。目の前で起きていることを自分の目で見て、自分の心で感じて、そこから何が生み出せるのか?をアウトプットしてください。
■ やれることは無限大!マイプロジェクトを創り出す1か月
珠洲市内は、公費解体が進み更地が増えてきた一方で、移住者による新たな取り組みが始まるなど、復旧と復興が入り混じった状況です。インターン生には、1か月、珠洲で暮らす中で見つけた発見をもとに、自ら「場」をつくり、その状況を対外的に発信することで、OKNO to Bridgeの「いま」を発信してください。そして、やる気のある人は、自らの仮説を事業プランにまとめてください。OKNO to Bridgeには、各分野のビジネスパーソンも出入りしています。壁打ち相手には、困りません!
<マイプロジェクトを生み出すために、提供できる機会>
・現地の状況理解(ニーズ把握も含む)
・現地拠点の運営
・現地の方と交流
・地域外の企業・関係人口の現地への関心向上(現地アテンドや発信)
・現地での交流(BBQなど)・実施
・現地での情報・発信
・金沢拠点での活動も一部あり
・現地でのバイト自由(積極的に人手不足の企業開拓してみて下さい)
・時間を気にせず話せるシェアハウス
プログラム要項
活動内容 |
ワクワク推進員として、「あなた」のプロジェクトをつくることが、ミッションです。
【STEP1】(1週目)楽しみながら現地理解 珠洲の復興に向けて会っておくべき人を紹介します。地域の中を歩き回って、自分から知り合いを増やしていこう。現地の状況を知って、自分の言葉でSNS発信しながら(目安 週1回程度)、現地拠点の整備に必要なものを揃えていったり現地企業と関わったりしてみて下さい。とっても人懐っこい被災犬のポンの散歩などで現地の状態やそこに住む人など知る機会など作ってどんどんアイディアを創造してみて実装してもよし。
【STEP2】(2週目)楽しみながら色んな事を試してみる 珠洲で知り合った人たちの力を借りながら、拠点をどんどん居心地の良い場所にしていこう。拠点運営をしながら、BBQの準備や参加など自分達も楽しみながらSNSでの発信を行います。
【STEP3】(3週目)楽しみながら仲間集め 自分に何が必要かまたどんな人を巻き込むべきかを楽しみながら考え仲間集めをやってみて下さい。
【STEP4】(4週目)楽しみながら自分ふりかえりそしてまたトライ あっという間の1か月。課題をとりまとめたり次はどうするかチャレンジしてみて下さい。 こちらは完成を目的としておらず継続する事の価値を感じて欲しいサクラダファミリア方式です。 地域内外で得た知見・人脈で今後も繋がり続ける理由を見つけれると最高です。
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インターン生に期待する成果 |
・指示を待つのではなく、自分で考え・感じ・行動する能力 ・現地では色々な事が起きるので、それに悩むのではなく楽しむメンタリティ ・イベントなどへの積極的な姿勢(関係者の方たちとのBBQなどもあり。ぜひ参加ください!) |
インターン修了時に得られる経験 |
・社会課題への挑戦権 ・人脈 |
対象となる人 |
・今後も未来をワクワクさせたい人 ・みんなの無理をワクワクに変えて行動しちゃう人 ・もしくはそれになりたい人
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活動条件 |
参加型:住み込み(オンラインの組み合わせも相談可能) 活動期間:8月12日~9月15日の約1カ月間(日程の相談可能) 活動時間:基本フレックスで自由 交通費:現地までの交通費自己負担 自家用車で来れる方大歓迎です 宿泊費2万円(税込・光熱水費込み)。 ※食費やそのほかの生活費は自己負担となります。 現地でのバイトは自由です。 |
活動場所 |
奥能登ブリッジ(①珠洲拠点②金沢拠点のどちらか) ①珠洲拠点:珠洲市飯田町15-20-1 ②金沢拠点:金沢市弥生2-7-13 ・事務所兼シェアハウス ・共同部屋 ・男女別 ・珠洲、金沢いずれも自炊可。 ・金沢拠点は街中のため基本的になんでもあります(金沢駅からはバスで20-30分程度) ・珠洲拠点は徒歩圏内にコンビニ(ファミリーマート)、スーパー、ドラックストア、ホームセンター、パン屋、居酒屋、イタリアン、ラーメン屋、カフェ、定食屋、本屋、郵便局などありますが、被災地のため営業日・営業時間は流動的です。 |
活動支援金 |
4万円 |
事前課題 |
「ホワイトカラー消滅」を読んできてください。 被災地の状況について、SNSやニュースなどでキャッチアップしてきてください。 親御さんにも許可をもらって下さい。 |
団体の紹介
次の10年ワクワク業 地域丸ごとパラレルキャリア
都会にないワクワクを地域で創造し実装する。
お金を稼ぎたければ都会へ
社会を変えたければ能登へ
受け入れ団体からのメッセージ
私たちのコミュニティ「OKNO to Bridge」は、この土地から日本の未来を創っていくと本気で信じている人が集まっているコミュニティです。今の奥能登には日本の未来の課題が集まっています。そしてその課題を解決し、社会を変えていきたいという人が全国から集まっています。そのような場に身を置いて成長したい方、将来地域でビジネスを作りたいと考えている方の応募をお待ちしています!去年応募多数のため、人数制限があるのでお早目の応募を推奨します。
合同会社CとH 共同創業者/CEO/伊藤紗恵
1983年生まれ。大手損保の人事からキャリアをスタートし、 パーソルグループでHRTech事業開発、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の立ち上げ、スタートアップスタジオ等を経験したのちフリーランスとして独立。2023年石川県珠洲市で「地域丸ごとパラレルキャリア」のビジョンで合同会社CとHを共同創業。24時間コワーキング兼ビジネスコミュニティ『OKNO to Bridge(奥能登ブリッジ)』を立ち上げ、地域の女性のキャリア形成支援、地域内外企業とのビジネス創出などの事業を行う。令和6年元旦の能登半島地震により事務所が被災し全壊となったのち、金沢、高岡、珠洲で拠点を再度立ち上げ、コワーキングを間口とした地域内外の人材交流、若者、女性の生業作り、二地域居住事業等を展開中。