能登半島の端からワクワクの拠点・コミュニティづくり
・少子高齢化する日本の未来に過疎化最先端地域から新たなワクワクを創造する
・被災地での地域内外からの人と人を繋ぐ拠点の運営
・人が集うイベント企画・運営
・現地レポート(SNS・メディア発信など)
珠洲市(すずし)は奥能登の一番端にあり、自然・文化・食・歴史が調和したのどかな場所です。奥能登芸術祭なども開催され若い移住者の受け入れにも積極的な町です。私たちはその珠洲市の中心街にある飯田町という商店街で「OKNO to Bridge(奥能登ブリッジ)」というコワーキング兼ビジネス交流拠点を2023年7月にオープンしました。地域内外の人が交わり、新たな出会いやコラボレーション、ビジネスを生み出す場所として活動をしていましたが、1月1日の能登半島地震により珠洲市のOKNO to Bridgeは全壊となってしまいました。
現在は、金沢に拠点を移し、珠洲市と週1回ほど行き来をしながら復興に関わる活動を行なっています。金沢の拠点には能登の復興に関わるあらゆるキーパーソンが集い、復興に関わる入り口としての機能も果たしています。また周辺地域との連携を強めるため、富山県の高岡市にも拠点を設けています。
今回、珠洲拠点の開設(現地コミュニティの再生・創生)の目処が立ちましたので、その拠点とコミュニティ創りを一緒に行ってくれる仲間を募集します!
現在の奥能登は町に人がいない状態にあります。道路や水道の復旧が優先して行われていますが、一方で、地域外から様々な形で支援にきてくれる人と現地の人が出会える環境がなく、なかなか復興の入り口に立てない、という課題を感じています。珠洲に人が集まれる拠点を開設し、地域内外の人が交わる場作りを行い、『まず、能登に灯を灯す』という活動を行なっていきます。
まずヒト起点で能登に関わりを作り、能登に関わることが、ただの支援活動ではなく、未来を切り拓く挑戦であり、自分達自身の成長をもたらす貴重な機会だとも思っております。
能登で得た経験や知見を今後より多くの地域や被災した際に活かせるよう『ここから世界を変えよう』と思って頂ける仲間を募集します。
正直なところ現地は今だ流動的ですが、拠点を整備してみんなが集まれる場所の整備や現地の里山・里海などを楽しむ発信などからまずは、多くの方に関心を再度高める活動を行いたいと思っております。
私たち一人ひとりの小さな行動が、大きな変化をもたらす力を持っていると思っており、能登やその他、数多くの地域に関心を持つきっかけとなってもらえると願っております。
プログラム要項
仕事内容 |
珠洲市内がまだ復旧フェーズのため、流動的になりますが、以下の内容を想定しています。 ・現地の状況理解(ニーズ把握も含む) ・現地拠点の整備 ・現地の方と交流 ・地域外の企業・関係人口の現地への関心向上(現地アテンドや発信) ・現地での交流企画(BBQなど)・実施 ・現地での情報・発信 ・金沢拠点での活動も一部あり
【STEP1】(1週目)現地理解 珠洲の復興に向けて会っておくべき人を紹介します。地域の中を歩き回って、自分から知り合いを増やしていこう。現地の状況を知って、自分の言葉でSNS発信しながら、現地拠点の整備に必要なものを揃えていきます。
【STEP2】(2週目)イベント企画 珠洲で知り合った人たちの力を借りながら、拠点をどんどん居心地の良い場所にしていこう。拠点運営をしながら、イベントの企画を立てて、告知のためのチラシやSNSでの発信を行います。イベント成功に向けた目標を立てよう。
【STEP3】(3週目)イベント実施 いよいよ自分で立てた企画でイベントを実施します。地元の人たちと地域外の人たちが交流できる場を盛り上げよう!もちろん、SNSでの発信も忘れずに。イベントは2回以上やれると◎
【STEP4】(4週目)イベント実施・ふりかえり この週もイベントを実施しましょう。あっという間の1か月。イベントの企画から実施まで、そして拠点運営についての課題をとりまとめます。次に、この拠点を運営する人に向けての「虎の巻」をつくりましょう。 |
インターン生に期待する成果 |
・活動期間のSNS発信(毎日のインスタ投稿、ストーリーズ投稿) ・noteでの活動レポート作成(週1、2回程度) ・珠洲現地で、定期的に拠点に立ち寄ってくれる現地在住の人を10人生み出すこと ・週1回のイベント(BBQなど)を企画、集客、運営すること ・拠点運営を改善しつづけるための「虎の巻」作成 |
インターン修了時に得られる経験 |
・地域でのコミュニティづくりの経験 ・被災地での活動経験 ・DIYの経験 |
対象となる人 |
募集人数: 3〜5人 高校生の応募が不可の場合のみ記載→高校生の応募:不可(被災地での活動となり流動的な要素が多いため、今回は自己責任で活動できる成人の方を募集します。) |
活動条件 |
参加型:住み込み・ハイブリッド 日程の相談可能 基本フレックスで自由 参加日程日は都度相談 ・現地までの交通費、食費その他日々の生活費は自己負担でお願いします。宿泊費は無料です。 ・自家用車で来れる方大歓迎です |
活動場所 |
奥能登ブリッジ(珠洲拠点・金沢拠点)宿泊費は無料。食費は自己負担。 珠洲拠点:珠洲市飯田町内(事務所契約調整中) 金沢拠点:金沢市弥生2−7−13 ・共同部屋 ・男女別 ・事務所兼シェアハウス ・珠洲拠点はお風呂はありませんが近所に銭湯「あみだ湯」があります♪ ・珠洲、金沢いずれも自炊可。 ・金沢拠点は街中のため基本的になんでもあります(金沢駅からはバスで20−30分程度) ・珠洲拠点は徒歩圏内にコンビニ(ファミリーマート)、スーパー、ドラックストア、ホームセンター、パン屋、居酒屋、イタリアン、ラーメン屋、カフェ、定食屋、本屋、郵便局などありますが、被災地のため営業日・営業時間は流動的です。 |
活動支援金 |
なし |
事前課題 |
被災地の状況について、SNSやニュースなどでキャッチアップしてきてください。 |
団体の紹介
冷静と情熱を掛け合わせてワクワクを
石川県珠洲市に2023年6月に設立。会社設立と同時に、24時間コワーキング兼ビジネス交流拠点『OKNO to Bridge(奥能登ブリッジ)』を立ち上げ、「奥能登で『働く』の可能性を拡げる」をテーマに地域の若手や女性のキャリア形成支援、地域企業と首都圏企業のマッチングによるビジネス創出、などの事業を行う。能登半島地震により事務所が被災したため、金沢に拠点を移し、奥能登の復興に関わる活動を展開中。
「地域丸ごとパラレルキャリア」をビジョンに掲げ、「地域で働く人々のポテンシャルと情熱の扉を開き、地域発の新ビジネス創造のエコシステムを構築する」ことをミッションとした事業活動を行う。「地域で働く人」を軸として、地域と都市部を繋ぐハブとなる事業を行うことで、人口減少・少子高齢化といった地域課題の最先端地域である奥能登から東京一極集中などの日本全体の地域課題解決に取り組む。
受け入れ団体からのメッセージ
もう一度能登をワクワクする土地に。そんなチャレンジを一緒にしてくれる仲間を募集します!
共同創業者・CEO/伊藤紗恵
1983年生まれ。大学卒業後、大手損保会社へ新卒入社し、人事を中心に経験。その後 IT系人材会社にてHRTech新規事業立ち上げ、武蔵野大学にてアントレプレナーシップ学部の立ち上げ、スタートアップスタジオのコミュニティマネージャー等を経験したのち2022年フリーランスとして独立。ビジネスカンファレンスの企画・運営、人材育成プログラムのメンター、地方創生プロジェクトの活動などにも携わる。女性のキャリアについてもテーマ。経産省イノベーター育成プログラム「始動Next Innovator」4期生。
2023年7月母親の故郷である石川県珠洲市で、合同会社CとHを共同創業。CEOに就任。24時間コワーキング・ビジネス交流拠点『OKNO to Bridge(奥能登ブリッジ)』を立ち上げ、”奥能登で「働く」の可能性を拡げる”をテーマに地域の若手人材のキャリア形成支援、地域企業と首都圏企業のマッチングによるビジネス創出、などの事業を行う。令和6年1月1日能登半島地震により事務所が被災し全壊となったため現在は金沢に拠点を移し、奥能登の復興に関わる活動を展開中。
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