地域の資源・想いを形にする、コミュニティマネージャーを募集!
今年で創業20年を迎える七尾市の民間まちづくり会社「株式会社御祓川」。
七尾市の中心を流れる川-御祓川の名がつけられたこの会社は、
設立当初、川の浄化活動や川沿いのにぎわい創出といったハードのまちづくりからスタートしました。
それから20年、現在では、対話型のまちづくりや「人」に関する課題解決の仕組みづくり、
能登・七尾に関わる人のコミュニティ形成など、ソフトのまちづくりを手掛ける会社として存在しています。
そんな株式会社御祓川の歴史には、「大学生」の存在が欠かせません。
これまで総勢173名もの大学生と共に、地域でたくさんの挑戦をしてきました。
そして4年前の10月、御祓川の社運をかけたプロジェクトがスタートします。
それが、このインターンのフィールドとなる御祓川大学。
「大学のない能登に学びと交流の場をつくりたい!」-当時のインターン生の想いが形となって4年。
そして株式会社御祓川が今年で20年。平成が終わる新たな節目に・・・
御祓川と御祓川大学と共に次のステージを歩んでくれるインターン生を募集します。
▲御祓川大学メインキャンパス&コワーキングスペース「banco」
■御祓川大学プロジェクト
大学生や地元民と共にリノベーションして、まちづくりの新拠点が生まれたのは2015年の10月のことでした。
拠点となる建物「banco」は、大正時代に銀行として建てられた後、長く電器店として活用され、
その後は誰も寄り付かない空き店舗となり7年が経過していた建物でした。
「商店街の入り口にある空き店舗を、市民大学として生まれ変わらせる」というこの壮大なプロジェクトは、
「大学の無い能登で、誰もが自由に学び、培われた知識やスキル・想いが、地域に還元されていく場所になってほしい。誰もが伸び伸びと挑戦できる場所になりますように。」という1期生の熱い想いからスタートしました。
「人が育ち、まちが育つ」-それがこの建物の、bancoの新しい使命となり、
開校から現在にかけて、ココでは様々な学びと新しい挑戦が生まれています。
■市民大学のコミュニティマネージャーってなんだ?
コンセプトメイキングや拠点のリノベーション、開校準備や運営体制・仕組みづくりなど
これまで計13名(計8期)もの学生が御祓川大学コミュニティマネージャーを務めてきました。
それぞれ期ごとにメインテーマを掲げ、半年間のインターンに挑戦します!
また、ルーティンワークとして、コミュニティマネージャーは以下のお仕事も担当します。
①御祓川大学の講座運営-講座の企画・広報・開講サポート
②コワーキングスペースbancoの運営管理-場所の管理・物販対応
▲7期のインターン生が作成した講座チラシ
昨年、8期目となった2018年上半期~下半期のメインテーマは、
スタート期だったこれまでから、本格的に事業の柱として御祓川大学を成り立たせていくため、
インターン生のテーマは「御祓川大学が固定収入を得る仕組みづくり」に設定しました。
■ゼミ生の新設
定額で御祓川大学の講座が受け放題の制度を新設。
■プログラミング教室の開講
小学生と大人向けのプログラミング教室を開講。
■シェアオフィスの開始
bancoでシェアオフィスサービスを開始。
■2019年上半期インターン生のメインテーマは・・・
19期上半期のテーマはズバリ・・・
「株式会社御祓川20周年と御祓川大学4周年に向けて”関係人口”を見える化する!」
御祓川大学の特徴は、”多種多様な人がいっぱい関わっていること”。
学生として登録している人だけでも、現在480名(2019年1月現在)いますが、
実際にはそれ以上に多くの人がこれまでの運営やプロジェクトに関わってくれています。
そしてその関係する人たち=ソーシャル・キャピタルこそが御祓川大学の価値だと考えています。
ここでつながった人達がお互いに影響し合い、さらに大きな・多くの挑戦が生まれていくと信じているから。
「ここに来れば、いろんな人達とつながることが出来る・つなげてくれる。」
だんだんとそう言ってもらえる機会も増えてきましたが、利用者にとって、
もっとつながりたい人とつながるためには、ソーシャル・キャピタルを見える化することが必要です。
今回は、20周年×4周年を祝す・感謝する意味も込めて、これまで関わってくれた人達に会いに行き、
どんな人たちがこのプロジェクトに関わっているのかを発信していきます!
《9期インターン生の活動内容(予定)》募集人数:2名予定
■ 御祓川大学HPの新しいメインコンテンツ構築
「御祓川大学に関わる人たち(仮)」として、インタビュー記事を掲載していくコンテンツを作成。
実際にインタビューをして記事を書きアップしていきます!
■ 20周年×4周年の記念イベント企画
■ 8期生の活動引継ぎ:固定収入を得る仕組みづくり
▲こどもプログラミング教室の様子
■裁量が大きく、挑戦しがいのある現場です!
大学生と共に作ってきたこの御祓川大学では、県内外を問わず学生が参画しています。
<県内の大学生> 大学へ通いながら、週3日程度の参画
<県外の大学生> 休学(またはそれに準ずる立場)をしてのフルコミット
このように、どんな学生であっても活躍できる場所です。
とは言っても、「本当に半年間もやりきれるだろうか」と不安があるかもしれません。
でも大丈夫。不安な時やうまくいかない時、コーディネーターだけでなく、
頼もしいOBOG達や同期たち、地域の大人たちが支えてくれます。
楽しい時や嬉しい時にも一緒に分かち合える、全国から集まった素敵な仲間がいます。
だから、アナタも大丈夫。この半年間できっと成長する。
▲2018年上半期のインターン生達!
プログラム要項
期待する成果 |
<メインテーマ>
■御祓川大学HPの新しいメインコンテンツ構築
「御祓川大学に関わる人たち(仮)」として、インタビュー記事掲載のコンテンツ作成。
■20周年×4周年の記念イベント企画
■8期生の活動引継ぎ:固定収入を得る仕組みづくり
<ルーティン>
■春学期の講座企画~運営
■コワーキングスペースbancoの日常管理、改善(PDCAを回す)
■テキストライティングによる記事作成
■SNSによる情報発信や大学通信の発刊 |
仕事内容 |
【STEP1:まちを知る】
御祓川大学のメインキャンパスであり、活動拠点となるコワーキングスペースbancoは、七尾市の中心、一本杉通り商店街にあります。この商店街をめぐり、七尾がどんな場所か知るところからインターンシップは始まります。並行して、これまでのインターン生の積み重ねも把握していきましょう。本インターンは第9期です。【STEP2:御祓川大学を運営する】
御祓川大学の運営/管理業務を把握します。
講座の運営やインターン生通信の発刊、その他情報発信が主なお仕事。
また次の秋学期の講座の企画・仕込みも行います!
【STEP3:「御祓川大学に関わる人達」を取材する】
ソーシャル・キャピタルを見える化するため、
御祓川大学に関わる人達へインタビューし記事をバシバシ作成します。
これらをホームページのメインコンテンツとして動かしていくことによって、
御祓川大学の価値を発信していきましょう。
【STEP4:20周年×4周年イベント企画】
株式会社御祓川の20周年と御祓川大学の4周年を祝うイベントを10/4に予定しています。上半期インターンでは、その企画を考えて下半期へと引き継ぎます。
【STEP5:固定収入を得る仕組みを動かす】
第8期インターン生が取り組んできた”ゼミ生”と”プログラミング教室”、
そして”シェアオフィス”の仕組みを継続して動かします。
【STEP6:報告会と引継ぎ】
これまでの取り組んできたことや成果、自分自身の成長について、
地域の人に向けて報告会を開きます。
また、これまでの取組みや引き継ぐべき事を10期生へと引継ぎます。 |
得られる経験 |
・地域におけるコミュニティ育成
・まちづくりでお金を生み出すノウハウ
・場の運営管理のスキルやノウハウ
・地域の資源や人の想いを形にする経験
・社会人レベルのアウトプット
・公務員と民間企業の働き方/得意分野の違いを知る |
対象となる人 |
・将来は地域や地元でまちづくりに携わりたい
・市民大学の仕組みやノウハウを学びたい
・コミュニティデザインに興味がある
・自分の長所や得意なことを見つけたい/伸ばしたい
・チームで物事を進めていくスキルを身に付けたい
・就職先を公務員or民間企業で迷っている |
期間 |
(長期)2019年4月~2019年9月までのうち4〜6ヶ月 ※短期は要相談 |
活動条件(目安) |
週3〜5日程度
→石川県外大学生は「休学」での参加も可能(多数実績あり)※宿泊施設:インターンハウスななお
→ 15,000円/月(共同食費生活費/水道光熱費ネット代込み) |
活動場所 |
石川県七尾市 |
活動支援金 |
あり |
受入団体紹介
まち・みせ・ひとを育てる、能登の民間まちづくり会社です
石川県七尾市の中心を流れる御祓川の再生から立ち上がった民間のまちづくり会社です。
「小さな世界都市・七尾」の実現に向け、まち・みせ・ひとの関係を軸に、様々な事業を展開しています。
・まち育て:市民のまちづくり拠点の整備、運営 ─ 御祓川大学
・みせ育て:能登の商品を全国に発信するネットショップを展開 ─ 能登スタイルストア
・ひと育て:能登の地域課題解決の現場に、全国の若者をマッチングする国内留学プログラム ─ 能登留学
団体名称 |
御祓川大学プロジェクト |
事業内容 |
まちづくり |
設立 |
1999年6月23日 |
代表者 |
森山 奈美 |
従業員数 |
8人 |
経営者からのメッセージ
生きた「まちづくり学校」を動かそう
御祓川大学プロジェクトは、インターン生たちがいなかったら実現しなかったと思います。私自身、何も経験がなくて、ただがむしゃらにやっていた20年前と違って、社員を始め、多くの人たちが関わることで、この場所の価値が高まっていることを感じます。この活きた教材を使って、ぜひ「まちづくり」を肌で学んで欲しいと思います。これから全国のまちづくりで活躍するであろう、コーディネーターの卵と一緒に、悩みながら、楽しみながら、プロジェクトを進めたいと思います。
代表取締役/森山 奈美
1973年2月 石川県七尾市生まれ
1995年3月 横浜国立大学工学部建設学科建築学コース 卒業
1995年4月 株式会社計画情報研究所
1998年12月 「民間まちづくり会社」が必要だと考え、企画書を作成して提案。
1999年6月 株式会社御祓川 チーフマネージャー兼務
2007年9月 同社 代表取締役就任
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